国境で料金徴収合戦!? | 国境なき時代を生き抜く!元外資系ITエンジニアが東南アジアで繰り広げる世界進出への道しるべ

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国境などもはや存在しないグローバル時代を生き抜く。1人でも多くの仲間が世界中で活躍できるようになるべく、自らの実経験をもとにした生きた情報を届けるタッキーのブログ


久しぶりにマレーシア関連の記事です。

マレーシア最南端の都市、ジョホールバルとシンガポールは橋でつながっていて、自家用車やバイク、バス、タクシーなどで行き来することができる。

僕もジョホールバルに住んでいた時には、月に1回くらいの割合で日帰りしてました。
(髪を切りにいって、帰りにラーメン食べて帰ってくる感じでしたけどね。。。)





その橋を行き来する際に通行料がかかるのですが、その料金が上がるそうです。

ただし、自家用車、貨物商品車両のみが対象。
(バイク、バス、タクシーは変更無しの模様)


今年の8月1日以降、国外登録車のシンガポールへの入国許可料金(Vehicle Entry Permit fee)が、現在の1日S$20(約1630円)からS$35(約2860円)に値上がりする。

貨物商品車両は、月額S$10(約820円)からS$40(約3270円)に値上がり。


なかなかの値上がり幅ですね。

自家用車の料金が約3千円弱ですから、結構なインパクトがあります。

シンガポールではあの手この手で交通量が増えないように規制しているので、その取得・維持コストはビックリする金額ですが、隣のマレーシアではシンガポールに比べるとかなり安くなりますからね。

要は、同じシンガポール内を走る車のコスト的な不均衡を平準化したいということ。
(どこからか不満の声が上がっていたんでしょうかねー)


単に交通量を減らすだけであれば、支払い必要時間帯を延長したり、支払い不要日を減らすなどすれば、シンガポールへの入国台数は減るはずなんですけど、それに対するルールは変更しないようなので、交通量という観点からではないんでしょうね。


現状の支払い必要時間帯、支払い不要日は以下のようになっています。

<入国許可料支払い必要時間帯>
平日月曜日~金曜日:2AM~5PM
6月、12月学校休日期間:2AM~12PM

<入国許可料支払い不要日>
土曜日、日曜日、シンガポール祝日


なので、土日とかシンガポールが休みだと、激混みなんですよ。。。
(フライトのための越境だと、マジで心穏やかじゃいられないですよ。。。)



そしたら、これに対抗して!?なのかわからないのですけど、マレーシア側でもシンガポールから入る全ての車両から「車両入国許可証手数料」を徴収すると発表してます。
(後日、金額とか実施時期を発表するとのこと)

ジョホール州政府は、20リンギット(約640円)を徴収すべきだとマレーシア政府に提案しているそうです。


う~~ん、こっちは一体誰得!?な感じですけどね。。。

州政府の税収が増えるだけじゃないかと。

シンガポールからのお客さんで維持出来てるところが多いようにも思うんですけどね。

マッサージとか外国人向けの料金設定ですし。

週末になればSから始まるシンガポールナンバーの車がよく停まってますよね。


謎だ。。。