おぉ、マレーシア航空、ついに破綻か!? | 国境なき時代を生き抜く!元外資系ITエンジニアが東南アジアで繰り広げる世界進出への道しるべ

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国境などもはや存在しないグローバル時代を生き抜く。1人でも多くの仲間が世界中で活躍できるようになるべく、自らの実経験をもとにした生きた情報を届けるタッキーのブログ


今年3月8日に起こった、マレーシア航空370便の失踪事件。

あれから早2ヶ月半が過ぎました。





何も手がかなりが出てこない状況から、様々な諸説が言われていますね。

実はベトナムに一度着陸し燃料を補給してから再度出発したとか、ディエゴガルシア島(インド洋)に無事着陸して搭乗者は生存しているとか、特許の権利に関連してロスチャイルドが関与しているとか、、、まぁ諸説いろいろとあるようです。

一体いつになるのかわからないが、是非とも真実が知りたいところです。



さて、失踪したフライトを運行していたマレーシア航空が、かなりピンチなようです。

株価も特に事件以来、激下がりで、過去最安値をつけたとのこと。

調べてみると、1株0.155リンギットでした。





こんな推移をしています。

今の下がりかたは、売りが売りを呼んでいるという状況でしょうか。

でもチャート(過去半年)をよく見ると、3月の事件以前から株価が下がり始めていることが見てとれますよね。


マレーシア航空は機材も古い大型機が多く燃費効率が悪いですから過去数年に渡って赤字が続いていて、経営はかなり苦しい状況。

度々政府から公的資金援助を受けながら再建をしていたわけです。

そんな状況の中起こったあの事件。


そして、ナジブ首相による

「赤字の続くマレーシア航空の再建には破綻も選択肢の1つだ」
(今年4月のインタビューにて)

との発言が、さらに下落に拍車をかけているようです。



仮に破綻して再建するとしても、JALのように公的資金を投入して政府が全面的に支援することになるでしょう。
(マレーシア唯一のナショナルフラッグキャリアですからね)

なので会社が消えてしまうことは無いにしても、苦戦を強いられるだろうと。



そうなってくると、勢いを増すのはエアアジアですね。

マレーシア国内のほぼ全ての路線で飛ばしていて、一気にシェアを伸ばすことになるかと思いますね。

現状でさえ、マレーシアの国内線に関してはエアアジアのほうが便数が多くて料金も安く、結果的に搭乗率は高くなっていますからね。


エアアジアの日本の国内線は一先ず失敗に終わりましたけど、再参入を目指しているようなので、マレーシアをはじめ東南アジアでの地盤を固めて、日本への再参入を果たして欲しいですね。
(個人的には沖縄に路線を飛ばして欲しいなぁと。そことアジアを繋いで欲しいですね)