ガソリンの安いマレーシア。
いくらか知っていますでしょうか?
なんと、レギューラーガソリンで2.1リンギット/L(約63円)。
これは安いですよね!
おそらくアジア最安だと思いますね。
これがなぜそこまで安いのかと言うと、実は政府の補助金が入っているからなんですよね。
(以前の記事でも触れましたね→http://goo.gl/8JLQjg 実はこの時よりも値段が上がったんです)
これは低所得者層への経済的負担軽減を目的としている。
さて先日、自動車所有コストに関するランキングが発表された。
それによると、1位はシンガポールで、2位にマレーシアが入ったのだという。
(米国の自動車情報サイトのジャロップニック・ドット・コムの記事による)
3位以下は次のようになっているそうだ。
インドネシア
ニカラグア
中国
ブラジル
イギリス
セント・クリストファー・ネイヴィス
北朝鮮
キューバ
シンガポールの自動車所有コストが高いことを知っている人は多いだろう。
シンガポールは国土が狭く人口が増加傾向にあり、公共交通機関を使ってもらうべく、車両総量規制の一環として、自動車を所有する際には、自動車購入権(COE)を取得することが必要となっていて、これがオークション制のため保有コストが高くなりますね。
それと自動車にかかる関税も非常に高いため、権利と購入代金のダブルパンチで所有コストが高くなっている。
そのため、日本で購入する場合に比べ3~4倍のコストがかかると言われてますね。
続いて、マレーシア。
ただ、去年のあるニュースではマレーシアは東南アジア内では『維持費』は一番安いと言われているんですよね。。。(苦笑)
(その記事はこちら→http://goo.gl/h2ioT8)
こちらの記事はマレーシア通産省が発表した内容となっている。
う~む、、、どう判断しましょうね。。。
(同じ調査方法ではないだろうから、単純比較はできないですね)
本当にそうなのかも知れないが、ちょうどこの時期は選挙の前。。
外部調査のほうが信頼できるような、そうでもないような。。。
僕個人の印象としては、ランニングコストは安いと思うが、取得時にかかる税金を考えると高いのかなぁと思いますね。
それと一部で指摘されているのが、自動車関連の税金が高いのは、税収を増やそうとしているわけで、その税収で燃料補助の負担を相殺することが目的はないかということ。
(確かに政府債務状況はギリギリの模様→http://goo.gl/aEBI6W)
単純にガソリン代が安いからと言って、トータルで安いと判断してはいけないようですね。