● メルボルンで31年ぶりの再会
【セミリタイア実現へのノウハウを7日間お届けします】
セミリタイアコンサルタントの志保田です。
昨日のブログ記事にも書きましたが、約1週間オーストラリアに行ってきました。
滞在地はシドニーとメルボルン。
メルボルンに前回行ったのは1990年なので、28年ぶりの再訪です。
なので殆ど知り合いがいない状態だったんですが、今回私のトークイベントを企画して下さった方が、メルボルン到着2日目に食事会を開催して下さいました。
参加者はメルボルン在住日本人の方々。
現地で起業されてる方、ワーキングホリデー中の方、学生の方など。
いろんな方々と交流することができて楽しかったんですが、その中に40代後半の男性がいらっしゃいました。
お話してみると、ラグビーが好きでご自身も学生時代はラグビー選手だったそうなんですね。
私も元ラグビー選手なので色々と話が盛り上がったんですが、出身地を聞いてみると新潟県とのこと。
実は私も高校時代の3年間は新潟県の高校で寮生活をしていたので
「え!?僕も新潟の高校出身なんですが、○○高校知ってますか!?」
と聞くと
「あ!!もちろん知ってますよ!!!」
とのことで、逆にその男性の出身校を聞いてみると、なんと新潟県で当時2年連続ラグビーの全国大会に出場していた強豪校。
その高校とは私が高校2年生の時に対戦しているので、ハッキリ覚えてるんですが、
「一度試合したけど覚えてますか!?」
と聞いてみたところ
「あ!覚えてます!僕も3年生でその試合に出ていました!!!」
なんという偶然でしょうか。
試合をしたのは1987年の秋なので、ちょうど31年前。
私の高校では毎年3年生は春のシーズンが終わったら引退するという伝統だったんですが、そのシーズンは数名の3年生が秋の全国大会予選まで残ることに。
私は新チームのキャプテンを任されて、先輩達と一緒に秋の全国大会予選に向けて日々猛練習をしました。
秋になり、全国大会予選の抽選会があったんですが、なんと初戦の相手は2年連続全国大会に出場した強豪校。
先輩達と一緒に春からチームを創り上げてきたのである程度までは行けるかな、、、という手応えはあったものの、さすがにここには勝てないかも。。
でも、諦めることなくチャレンジャー精神で試合に臨みました。
結果はボロ負け。
試合後、悔しくて悔しくて先輩や同級生、そして後輩達と泣きました。
「こんなにレベルが高い相手と試合をしたことはない。ここに追いつくためにはもっと練習しないと」
と心に誓ったのを覚えています。
悔しい思いをしましたが、この試合を経験できたことが残りの高校ラグビー生活、そしてその先のラグビー人生に大きな影響を与えたのは間違いありません。
なので自分の中では高校時代で最も記憶に残っている試合なんです。
そんな思い出深い試合で同じグランドに立っていた対戦相手と31年後に奇跡的な再会。
しかも新潟ではなく遠く離れた異国の地で。
人生はなんて面白いんでしょうか。
食事会では彼とずっと話をしていたんですが、私のことも気に入って下さって、2日後に開催されたトークイベントにもご参加して下さいました。
「あの時の借りを返すために今日はタックルさせて下さい(笑)」
とか訳のわからんことをお話したりしてイベントも楽しく盛り上がりましたが、青春時代のど真ん中に楕円球を追いかけた者同士の奇跡的な再会は格別でした。
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