日本で、仕事に生きがいを見だせないどん底サラリーマンを経て、子供の頃からの夢を叶えるべく、海外へ転職。

アジア・欧州の外資系客室乗務員として、通算3カ国に10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を習得。

 

只今、日本に帰国し「自分らしく世界を遊び場に生きる」ライフスタイルに移行中。

 

本日も、当ブログにお越しいただきありがとうございます。

 

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こんにちは、中川チカです。

今日は、曇り空ですが、いかがお過ごしでしょうか?

 

わたしは、昨日、夫と日本国内での移住計画について話をしながら、

改めて、自分の仕事の今後について、考えていました。

 

その中で、「世界の中で自分の役割を見つけること」と「発信」の関係性について思うことがありました。

 

今日は、自分への備忘録もかねて、書きつづってみたいと思います。

 

(イタリア・ボローニャの花屋さん、男性のフローリストの方が本当に楽しそうに花をアレンジしていて、みている方が幸せになった)

 

 

発信している人が多い時代、

でも、発信はしていないけれど、静かに自分の仕事にひたむきに向き合って、今日も笑顔で、自分らしい生き方をしている人がたくさんいる。

 

自分のやりたいことを、もっと多くの人に届けたいとき、やるべきことは、まず発信なのだろうか?

 

それよりも、自分のやりたいこと、純粋に楽しいことを、今日もひたすら、コツコツと準備を進めて、行動していくことなのだろうか?

 

それとも、その両方を同時にやるのがいいのか?

 

わたしは、好きなことを仕事にしたいと思い立って以来、この点でずいぶん、悩んできたと思う。

 

 

わたしが、お客さんの立場なら、ブログやFBでの発信に毎日2時間を費やしているをパン屋さんより、その2時間をおいしいパン作りに飽きることなく、没頭しているパン屋さんの方に、惹かれてしまうだろう。

 

 

発信しないとお客さんがこないというのは、本当だろうか?

 

Web上で発信すれば、もちろん、不特定多数の人に届くだろうけれど、それは今の主流であっても本流ではないのかもしれない。

 

本流とは、なんなのか?

(ボローニャのパスタ専門店。パスタへのこだわりにより、幅広い年代から人気があるお店)

 

本当にいいものは、この時代もっとリアルな場から口コミが広がっていく。

結果的に、リアルな口コミは、SNSやブログというWeb媒体にのって、どんどん広がっていく。

 

 

本当にいいものは、自分がいいと言わなくても、人がいいといって、副次的にWebや雑誌や新聞などで広がっていくのかもしれない。

 

 

では、本当にいいものとはなんなのか?

 

 

それは、仕事をする人から純粋に楽しいからやっているという雰囲気が伝わってくるもの。

 

そこには、これがいいからという押し付けがましさがない。

 

楽しさを受けとるお客様は、やっぱり楽しくて、また来てみたくなる。

 

そのうち、自分が楽しければいいとはじめたことで、出会ったお客さんの数が増えはじめるにつれて、人は本当に世界での自分の役割に気づくようになるのかもしれない。

 

 

あの人にこれを紹介したら喜んでくれるかもしれない。

あの人はこれが好きだったから、今度来たときに見せてあげよう。

 

 

自分が好きではじめたことで、純粋に楽しくはじめたことで、はじめはそれがいい。

そして、その楽しさに惹かれて、やってきてくれたお客さんと出会って、お互いの感性から学び、

そのお客さんのために、自分が何かできることはないか?

 

そこに、創造性(クリエーション)が生まれる。

自分のためより、誰かのために考えるとき、人はもっと自由に創造性の力をもつように思う。

 

 

人が、世界での自分の役割に気づくときの言葉は「本当にありがとう」

 

本当にありがとう。

 

自分が好きなことで、それが誰かの役にたったとき、人は本当の意味で「世界での自分の役割」に気づくのだろう。

 

そして、わたしの、これまでやってきた、たくさんのことは、こうして世界に役に立つためにあったのだと悟る。

 

 

  • 純粋に楽しいと思う自分の心に嘘をつかず
  • その世界に移っていくと決めて
  • 日々の仕事を、ただ楽しいからという理由でやり
  • それを受け取った人が喜んだり、驚いてくれて
  • そんな人たちのために、もっと喜ばせたい、楽しませたい
  • そうして、世界での自分の役割に気づく。

 

それが、一番、自然な展開なのかと思う。

 

 

楽しむ人は、等身大で人を惹きつける

(12月のボローニャの朝は寒いけれど、晴れの青空が透き通るほど美しい)

 

そうして、楽しくてしょうがないことをやっている人は、飾り立てなくとも、そのままで輝いている。

輝いているから、日常を映し出す発信は、どれも等身大で素敵だ。

 

 

確かに、パソコンの前に座って文章を書くことは、なんとなくアウトプットした気持ちになるし、

リアクションがあることで、世の中とつながった気持ちになる。

 

わたしも、そうだ。

 

でも、パソコンの前で何かを書いているだけでは、世界の中で自分の役割を見つけることはできない。

 

自分が好きなことで世の中の役に立ちたい、仕事として暮らして生きたいと思うとき、

はじめるべきは、自分の純粋な楽しみにリアクションしてみること。

 

まずは、誰かのためじゃなくて、自分のためにはじめること。

自分が満足するために、つきつめていくと決めること。

 

 

仕事としてお金が生まれない?

(旅先では、いつも薬局が気になる。とくにヨーロッパの薬局は、香りの宝庫)

 

それでは、いつまでも生計をたてれない。という声がある。

予算が必要だし、収益がよくないという人までもいる。

 

 

でも、それを助言する人は、やったことがある人なのだろうか?

 

本当に、ただひたすら、純粋に自分が楽しいと思うことを追求して生きている人からの助言なのだろうか?

 

多くの場合、怖くて、マインドをあげれば、正しい発信方法を学べば、とやり方を必死で学びたくなる。

これをすれば、楽で、簡単で、誰でも、お金を稼げるという情報があふれている。

 

でも、みんなと同じことをやっていたら、どんどん自分の存在感は薄れていく。

 

自分の存在感を示すのことにおいて、発信は副次的なものにすぎないと思う。

存在感は、示そうと思って示せるものじゃないからだ。

 

自分が、ひたすら楽しいと思うことに、向かうと決めて、それをやりつづけていること。

そこから、存在感は、自然と生まれてくる。

 

その人がただ、純粋に楽しんでいる様子に人は、惹かれる。

そして、そこに人は集まってくる。

 

まとめ

(イタリアの薬局で見つけたヨーロッパで最古の本草書の1つ「マテリアメディカ」)600種に及ぶハーブの効能を伝えている)

 

 

自分が好きなことで世の中の役に立ちたい、仕事として暮らして生きたいと思うとき、はじめるべきは、自分の純粋な楽しみにリアクションしてみること。

 

なのではないかな?

 

と思ったことがこの記事を書くきっかけになりました。

 

それは、わたしが、実際に不安感や失敗を恐れて、起業講座に行ってみたり、Webマーケティングの勉強をしに行ったりしたから。

 

そして、一番身近にいる夫が、四川フェスなどを主催し、自ら運営するメディアやSNSなどを活用してマスメディアも巻き込みつつ、結果的に6万5千人の人を自分の好きなテーマで集めるほど、発信について力を入れている存在だからこそ、発信をすることが、自分の仕事を生み出すことだと信じてきました。

 

でも、結果的に、今の時代の主流という発信の仕方、人と同じやり方を学んで、どんどん自分の楽しみとは離れていったのです。

 

遠回りして、思い出した言葉は、

 

自分の感受性くらい自分で守れ。

 

 

という言葉です。(茨木のり子さんの詩で、友人が過去に贈ってくれた言葉です)

 

 

やり方も、あり方も、人と同じであれば安心だという思いを捨てて、自分が感じること、それを信じることがすべて。

人がすぐに反応してくれないくらいで、自分の感性を曲げるようなことはしない。

 

 

ちがうと思ったことや、やり方はつづけれないし、それをつづけたろことで、自分の存在感は薄れていく一方です。

 

世界の中で自分の役割を見つけることで、その人は存在感は、遅かれ早かれ、絶対的なものになっていく。

 

その第一歩は、純粋に楽しいと思うことを、人と同じ方法でなくても、やる。

 

 

そんなことをまとめておきたくて、今日の記事を書かせていただきました。

 

 

今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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中川チカ・プロフィール

 

滋賀県生まれ。東証一部上場企業の営業職を経て、タイ王国を代表する企業、タイ国際航空へ転職。

バンコクからドイツへ。

 

世界98カ国、274都市に就航する欧州メガキャリアを経て独立。


通算3カ国10年暮らし、4ヶ国語(英独中泰)を取得。


イギリスでアロマセラピーを学び、IFPA認定アロマセラピスト取得。


ドイツのオーガニックコスメ好きがこうじてドイツへ移住。


精油の産地、チュニジア、ブルガリア、シチリア等を巡る旅をする。

一度の人生を心から楽しむ人が増えたなら「世界は、もっと温かく幸せあふれる」を理念に活動。

2017年、夫ともに「人生の時を彩る体験をつくる」ことをミッションに、時色株式会社を設立。

 

夫のライフワークである四川料理の食に特化した「四川フェス」PJの企画・編集・運営にたずさわり、2018年東京で開催された四川フェスは、二日間で6万5千人以上の来場者を記録。


世界を舞台に自分の夢を叶える仲間を応援するコンサルティングサービス「世界で美しく生きるフィロソフィー」を主宰するなど、他分野にわたり活動中。

現在、「バカでいいやつの時代がきた!」を執筆中。2018年末に書肆侃々房より出版予定。

 

 

ドイツアロマセラピー、行動力の磨き方、手帳術、他言語を習得する方法などの1DAY講座の開催や、海外へのリトートツアーなどを企画中。