今回、マレーシア・ジョホールバルの祝日を利用して、タイのプーケットに家族で旅行してきました。
想像を上回る綺麗な海とビーチ、素晴らしい施設が揃い、優雅な気持ちにさせてくれたリゾートホテル。そして大人から子供まで楽しめるウォーターパークと、大変充実した旅行が出来ました。
しかし、実は1つ大きなハプニングというか、出来事がありました。それは、家内が急性胃腸炎になってしまい、プーケットの病院への通院を余儀なくされたことです。
なかなか海外で治療を受けるケースがないとは思いますが、旅行先で同じような事があれば是非参考にして頂きたいと思います。
▼綺麗で立派な病院でひと安心
連れて行かれた先は、プーケットタウンにある「Bangkok Hospital」という病院で、宿泊しているホテルからは、車で30分ほどの距離にありました。ちなみに、プーケットにはこの病院の他にもう1つ私立病院が同じプーケットタウンの中にあります。
しかし、実は1つ大きなハプニングというか、出来事がありました。それは、家内が急性胃腸炎になってしまい、プーケットの病院への通院を余儀なくされたことです。
なかなか海外で治療を受けるケースがないとは思いますが、旅行先で同じような事があれば是非参考にして頂きたいと思います。
▼綺麗で立派な病院でひと安心
連れて行かれた先は、プーケットタウンにある「Bangkok Hospital」という病院で、宿泊しているホテルからは、車で30分ほどの距離にありました。ちなみに、プーケットにはこの病院の他にもう1つ私立病院が同じプーケットタウンの中にあります。
もちろん、ローカルの病院もあり、そこで治療を受ける事も可能ですが、何か大きな病気なり怪我をした場合は、その治療やその後のケアを考えると、少し費用は高くつきますが、私立病院にいかれた方が安心感があると思います。
さて、私はタイのバンコク市内にある病院を何カ所か視察しており、タイの医療施設や治療レベルについては、アジアでのトップクラスのものを持っていると理解しておりましたが、やはりプーケットという土地柄、そこまでのものは期待出来ず、少々不安が募っておりました。
しかし、病院に着いてひと安心。さすがに私立病院だけあって、大きな病院で非常に綺麗で、しかもスタッフの対応もとても優しかったです。
その日の朝からの症状を担当の医師に英語で伝えようと、何とかコミュニケーションを図るものの、向こうもタイ人の医師で英語が完璧ではなく、100%伝わっているのか心配。専門用語もよくわからんし。。。
どうしようかと困っていたところ、日本人の通訳をされている女性スタッフが登場。もうほとんど説明が終わっていたので、必要はないかなと思いましたが、病状の誤解から不適切な治療を受けても嫌なので、再度はじめから説明し、その通訳から担当医師に伝えてもらいました。
こちらは、嘔吐・下痢・発熱と、症状から見ると明らかに食中毒(食あたり)の一種かと思っていましたが、診断の結果は「急性胃腸炎」ということで、点滴と飲み薬を処方してもらうだけですみました。
本来ならば1~2日ほど病院内で安静に、と言われましたが、翌日帰国することと、子供がホテルで待っていることを伝え、何とか当日中に終える処置をしてもらいました。
▲点滴中の嫁を内緒でパチり。可哀想に・・・
▼気になる治療費は・・・
海外で病気や怪我になった時に心配なのが、ちゃんとした治療を受けれるかということもありますが、高額な治療費を請求されやしないか、ということかもしれません。
家内はある難病を抱える身ですので、マレーシアでは医療保険には加入出来ておりません。よって、病院での治療費は、全額自己負担となります。
この事は現在生活している上で、一番のリスクと言ってもいいものでしたが、元々治療費の安いアジアですから、何とかなると思っていました。
しかしながら、今回は私立病院であることに加え、旅行先での救急治療であったこともあり、かなりの出費を覚悟しておりました
そして治療と医師による診察が終わり、帰宅OKが出たのでドキドキしながら会計に行ったところ、実際に請求された金額は「5,306タイバーツ」。日本円で約14,000円程度で収まりました。
家内にはお金のことは心配しないでいい!って言っておきながら、これには内心胸をほお~となで下ろしました。
実は私は過去に1度だけ、海外で手術を受けた事があります。あれは忘れもしない、今からさかのぼる事13年前。
アメリカ・サンフランシスコで、盲腸になって緊急手術を受けたのです。
何故サンフランシスコでかって? 実は、新婚旅行中にやってしまったのです・・・
せっかくの旅行が3日間ほど動けず、家内には残念な思いをさせましたが、なかなか出来ない経験でもあり、まあ、それはそれで思い出になったかと。
で、その時の手術代が聞いてビックリ。なんと「1万ドル!!」。その時の為替レートで約100万円でした。。
私の場合は、内視鏡を使った手術で対応出来たので、入院する事なく、24時間で帰宅させられたという事もあり、これでも比較的安く済んだようですが、通常は2泊3日程度の入院で、200~300万円程度かかるようです(AIU保険のサイトを参照)
幸いにも、旅行の出発直前に、一番安い旅行傷害保険に加入していたお陰で、自己負担は何万円かで済みましたが、それくらい海外で大きな病気なり怪我をすると、保険料が高くつきます。
そんな経験があったので、今回の請求は拍子抜けというか、何かの間違いではないかと、何度も請求書を見直してしまいました。
出来ればこんな経験しない方が良いに決まっていますが、やはり一回経験すると、今後何かの役にたつはずですし、こういう経験の積み重ねで、何事にも動じなくなれそうな気がします。
が、やはり病院はいつ行っても、どこの国でも、嫌なもんですね。。。