今日は、取引先との会食から帰宅して、私が現在住んでいるソーシャルアパートメント江田に帰宅したところ、一人の女性に廊下ですれ違いました。

その子は女子大に通う2年生で、ご両親と共に内覧にいらして、私が直接ご案内して申し込みをくれた子です。

ソーシャルアパートメントはほとんどの住人さんが社会人ですので、僕としても大学入学前の子にお申し込みを頂いたのは珍しかったので、随分印象に残っています。

私が内覧をしたときはまだ大学入学前だったので、まだ髪も黒く子供っぽかったのですが、今日会ったら髪も茶色に染めて大学生活も楽しんでいるようでした。

その中でも印象に残ったのが、その子は母子家庭なのですが、お母さんが脳関係で病気に近い症状が出ており、喧嘩も多くなり、悩む時間が多くなってしまい、自暴自棄にもなってしまったそうです。

ですが、ここに住む住人さんがほとんど年上で、悩みも聞いてもらったりしていくうちに、元気になり、今では大学2年生にして、将来をしっかり見据え、医療関係での翻訳のお仕事に就きたいと勉強を頑張っているそうです。

私は、内覧をしましたので、その子もお母さんもよく知っているので、お母さんのご病気は大変心配ですが、お子さんが、1年前に比べてすごく成長していて、自分が置かれている状況に負けずに、将来に向かって楽しく成長していこうという前向きな姿勢を見せてもらってすごく嬉しくなりました。

その子はこれから髪をピンク色に染めたいそうですが、私は茶色はすごく似合っているけどピンクはもう少し慎重に考えなよ笑 とアドバイスをして部屋に戻りましたが、その後、思わず涙が出てしまいました。

ここに入って、自分の人生をさらに前に一歩踏み出せる、そんな環境をこれからも作っていきたいと感じた日でした。