2月にリニューアルオープンするウェブサイトのコンテンツ作りのための勉強が最近の仕事時間の半分を占めるようになってきました。


投資銀行時代はそもそも忙しすぎて出来なかったし、自分の会社に戻ったらさらに激務になり、大分トレンドに取り残されたので、もう少しインターネット上での世の中の動きを詳細に研究したいと思い勉強しています。


特にネットの場合、実際に使ってみたり、作ってみたりしなければ絶対に理解できないし、その向こうのアイデアなんて全く到達できないので1-2週間程度で色々とやってみたいと思っています。


ソーシャルメディアについて何となく分かったのが、ソーシャルメディアはパレートの法則以上に極端になっているという点


コンテンツをアップするユーザーはおそらく全体の1%程度で、その他10%がコメントの書き込みやら何かしらのリアクションをウェブ上に残すユーザーで残りはただ見る人。


メディアの価値は基本的にそれを視聴するエンドの数で一義的に測られるが、ソーシャルメディアの場合、ページビューもあるかもしれないが、それだと単なるメディアと一緒なので、ユーザー間の双方向コミュニケーションの活発の度合いで示されるんだと思っています。


となると如何に多くのユーザーが活発にそのサイト上でコミュニケーションを取ってくれるかが重要になるわけですが、そこで狙うべきが「ただ見る人」を如何に行動させるか。彼らは基本的に、面倒な事はやらない。自分のログが残るような事はしない。な人達です。そこで最小限の動作で出来るワンクリック参加が導入されました。確かにあのワンクリックで何かソーシャルメディアに参加したぞという気分になれます。実際ヤフーニュースでもyou tubeやface bookでもワンクリックでコンテンツの評価ができます。


アクティブユーザーとそうでないユーザーの比率は、ネットだけでなく社会的に不変的な構造であり、おそらく大きく変わる事はないと思います。

なのでソーシャルメディアを作る際は如何に、「傍観者」をワンクリックだけの超最低限動作で参加させ、アクティブユーザーの精神的な満足感を最大化させる事ができるかの仕組みが必要なんだろうなという感覚を持ちました。