相変わらず、とにかくこだわり抜かれたその仕上がりに

感服でした。

 

 

言葉にすれば「ミルクコーヒー」なのだけど

カフェラテともコーヒー牛乳ともまったく違う

新しいコーヒーのアプローチ。

 

「この1杯が完成形」と思わせる一体感抜群の

味・香りの組み立てがとても印象的でした。

 

 

錦糸町に7月にオープンした

ミルクコーヒー専門店『mute(ムテ)』さんにうかがってきました。

 

こちらは日本茶ミルクティー専門カフェとしてすっかりその人気を確かなものにした

同じ錦糸町の『And Tei(アンドテイ)』さんの姉妹店です。

 

オーナーさんから準備中からちょくちょくお話はうかがっていたので

とっても楽しみにしていました。

 

 

オーダーやメニューのシステムはアンドテイさんとほぼ同じです。

アンドテイさんではベースが日本茶なのに対し、こちらはコーヒー豆を選ぶスタイル。

ミルクはオーツミルクのみですが、甘さはカスタマイズできます。

 

4種類ある豆は、通常発酵のエチオピアが2種、

そしてもう2つはアナエロビックのメキシコとブラジル。

半分がアナエロビックというのも驚き!

 

 

そしてスイーツはこちらももちろん、プラントベース。

コーヒーに合わせて少しコクのある甘みが増した糀甘酒のスコーンが定番で

焼きドーナツやヴィクトリアケーキなどもありました。

 

 

もともと喫茶店だったというお店は、カフェスペースが半地下と中二階に。

 

 

アンドテイさんとはまた一線を画す

ちょっとレトロであたたかい雰囲気もいいですね。

 

 

いろいろ説明をうかがいながら、最初なのでまずは

オーソドックスな1杯から。

エチオピアの浅煎りをベースに甘さなしのミルクコーヒーと

おやつは糀甘酒スコーンのプレーンにしました。

 

 

ミルクコーヒーは、エスプレッソとオーツミルクがしっかり撹拌され

まるで乳化したような姿で登場!

当初、ラテでもコーヒー牛乳でもない……とだけ聞いていたときは

まったく想像ができなかったのですが、一口飲んでその表現に納得。

 

ラテのようにエスプレッソが主体になっているわけではなく

フルーティーでジューシーなコーヒーの香りは確かに感じつつも

オーツミルクと合わさることを前提にバランスが整えられた、

ここ!という落とし所の香りや味の広がり。

 

クリーミーな口当たりで、1杯としての一体感がすごい。

 

 

日本茶よりも華やかさがあるミルクコーヒーだから、

糀甘酒で力強さをプラスしたスコーンもよく合います。

 

おなじみの塩こうじスコーンよりも、

いわゆるスコーンに近い粉らしいしっとりほろりとした食感だけど

周りのザクッと感や独特の香りがまたいい存在感で。

カリカリのシロップも健在です♪

 

 

ちょうどゆったりしたタイミングだったので、

店長さんにもいろいろお話を聞かせていただき

これはぜひともほかの1杯も飲んでみたくては!と次回の宿題になりました。

 

コーヒーが苦手という方もきっと楽しめる1杯であるとともに

コーヒー好きな人にとっては新感覚のアプローチの

muteのミルクコーヒー。

言葉にするのが難しくて、体験した人にしかわからない感覚なので

ぜひまずは試してみてほしいな。

 

 

 

 

今日も美味しいものをいただけることに、感謝。

 

 

 

 

 

 

スコーンにまつわるカフェエッセイ(電子書籍版)

粉のカタマリ。- 9つの、スコーンとカフェの歩き方-

粉のカタマリ。ツゥ -カフェのある場所、カフェという場所-

 

紙製のリトルプレスは粉のカタマリ。内 ショップページより購入いただけます。

 

 

 

いつもありがとうございます。

*ランキング参加中です*

クリックしていただけるととても励みになります。

にほんブログ村 グルメブログ カフェへ にほんブログ村 スイーツブログ スコーンへ

 

 

 【mute

  home東京都墨田区緑4-20-14

  でんわ非公開