衝撃のモリモリあんこ!
だけどこの粒あん、めちゃくちゃ小豆の味がしておいしかった―!
ちゃんと、カフェで食べるために
そして何にも妥協することなく仕立ててくれる「あんバタースコーン」。
持ち帰りができたり、日持ちがしたり、温めなくても食べられたりするのが
焼き菓子のいいところではあるけれど
このおやつをいちばんおいしく食べるには、
やっぱりこの場で食べるに限るのだろうな。
先月、緊急事態宣言のあいまを縫ってでかけた京都で
6月6日にオープンしたばかりの「お菓子 つくる」さんにうかがってきました。
京町町屋をリノベーションし
ご夫婦で営むカウンタースタイルのカフェです。
オープン時間は2部制。
といっても、昼と夜ではなく、朝とおやつ、という
なんとも京都らしいスタイル。
メニューはそれぞれで変わり、
朝ごはんの時間にはトーストやドッグなどの軽食メニューと焼き菓子が、
おやつの時間にはパフェやプリンなどのしっかりめのデザートが楽しめます。
中央に厨房を備え、それを囲むように8席のカウンター。
お店の名前どおり、まさに「お菓子」を「つくる」様子を
目で見ても楽しむことができる空間。
人気の「つくるのドーナツ」はこの鉄鍋で揚げられているよう。
ふわっふわで大きくておいしそうでした♪
うかがって写真を撮らせていただき
わたしがオーダーしたものを仕立ててくれている様子を。
厨房とフラットなので、すべての工程が見えるのがすごい!
てんこもりのあんこが乗って登場したのは
朝ごはんメニューの、あんバタースコーン。
飲み物は「つくるのブレンド」を。
ゴルフボールくらいの大きさはあるのではと思うくらいの
あんこの量に衝撃を受けつつ(笑)
このおやつができあがる様子を見ていたのでとても楽しみに。
というのもこのあんバタースコーン、
まずはスコーンを半分にカットしてオーブンで温め
てんこ盛りのあんこをしっかり軽量してON。
バターを3個所に分けてセットしたら、フタ側のスコーンをのせて
もう一度オーブンであたため、
バターをほどよく溶かしてから提供するという徹底ぶり。
あんこがちょっと艶めいているのはバターがとけている証です。
冷えたスコーンにバターとあんこをそのままサンドするという
パターンも少なくない中、
ちゃんといちばんおいしくなるかたちを追求していて、感心ばかり。
コーヒーは、その合間を見計らって奥様が丁寧にドリップしてくださいます。
コクと香ばしさのある、深めののみ心地。
しっかり温められているから、
上にトッピングされた砂糖やふちの部分のカリッと感、
なかのたまごらしいふわふわ感まで、スコーンのおいしさもちゃんと味わえます。
そして、甘さ控えめのあんこのおいしいこと!
小豆の味が濃いー!
あんこ単体だともう少し塩味がほしいところなのだけど
バターと合わさるとすごくいいバランス。
焼き菓子にも、こうしてたくさん愛情を注いでくれる
つくり手さんと出会えたのが嬉しい。
ぜひぜひ今度はプレーンだけでもいただいてみたいです。
今日も美味しいものをいただけることに、感謝。
いつもありがとうございます。
*ランキング参加中です*
クリックしていただけるととても励みになります。
今日のカフェ
【お菓子つくる】
京都府京都市上京区瑞光院前町36-2
075-205-3878
RINのmy Pick