ほんとうに窮屈な想いをたくさんした1年だったけど
今年は最後の最後まで
いい出会いがたくさんありました。
とってもおいしくて、おいしくて、おいしくて。
そして、マスターがとにかく、あたたかい。
「いつか」と思っていたお店に思い切ってうかがってみたら
最高の出会いになりました。
「いつか行けたらいいな」ではなく「必ず行く」。
いつも気になったお店はそんな風に思うようにしています。
富津市にある『香豆珈琲』(kou's coffee)さんもそんなお店のひとつ。
新幹線や飛行機に乗っていく場所ではないけれど
日常のなかで行くには距離があって
ずっとあたためていたお店です。
先日ふと思い立って、思い切って足を運んできました。
結論、一歩足を踏み入れた瞬間から、
うかがって良かったなと感じられたほど
ほんとうにステキなお店でした。
ログハウスのような大きなカフェには、薪ストーブが。
気さくでものやわらかなマスター自身が炊いてくださいます。
入ってすぐ挨拶を交わしたときに、
マスターのお人柄や、お店とお客さんに対する気持ちがすごく感じられて
初訪問ながらもついカウンターに。
月替りのスープとスコーンのセットを。
12月は「ザワークラウトと豚肉のスープ」。
カウンターに座りながらたくさんたくさん、お話をさせていただき
マスターのあふれんばかりのコーヒーに対する愛や
お店のひとつひとつのアイテム、お菓子へのこだわりを聞いていると
どんどん惹き込まれてしまって。
ほろっほろになるまで煮込まれた豚肉と
ザワークラウトがたっぷり入ったスープも
どれだけ手が込んでいるんだろうと思うほど、ただただ、おいしい。
ザワークラウトをスープに、って珍しいですよね。
でもこれがね、火を通して酸味はまろやかに、うまみだけ残った
さっぱりとした味が最高なんです。
ゴツっとした全粒粉入りのスコーンと一緒に。
粉の味がシンプルにぎゅっとつまった
お菓子であり、お食事パンがわりのスコーン。
しっかりゴツゴツ、ザクッとしているのに
中はちょっと意外なほどしっとりしていて
ここにもたくさん、こだわりがあるんだろうなあって
一目瞭然。
味覚としてもとびっきり美味しいけれど
場所にもお菓子にも、そこにはとにかくつくり手の愛情がいっぱいで
心の底から幸せになれるおいしさ。
あまりにも居心地がよくて、モーニングにうかがったのに
そのまま、のんびりのんびり…。
特別なコーヒーと、追加でおやつもいただいたので
その話もまた。
「いつか」「きっと」は勝手にはやってこないから。
自分で動くからこそ出会えるものがたくさんあると思います。
思い切って足を運んで本当に良かった。
今日も美味しいものをいただけることに、感謝。
いつもありがとうございます。
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今日のカフェ
【香豆珈琲】
千葉県富津市金谷3867
0439-29-7753
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