小さな喫茶室が、驚くほど駅前に。
日に日に寒くなる郡山、そしてこの日は朝から積雪。
それでもほっと温まる、おいしいおやつとコーヒーを。
しっかり弾力のある甘さ控えめのプリンに
ほろ苦いカラメルを添えて。
プリンなんていただいたの、何年ぶりだろう。
冷え切った体に染みる、なぜかあたたかさを感じるおいしさでした。
まだ、郡山にいます。
なかなか自由時間が取れないのですが
唯一少し長い時間が取れそうだったこの日は隣駅の安積永盛駅まで。
なんと駅前も駅前、10秒足らずでしょうか。
『喫茶店 粒』さんへ。
うかがって写真を撮らせていただきました。
店内は大きくみっつの部屋にわかれ
入口レジ脇に小さな2席、中央にテーブル席が2つ、3つ
そして一番奥に小上がりになった部屋が。
ひとつひとつのにこだわりや「好き」を感じる
かわいくもあたたかいアイテムたち。
ここは押入れだったのかな。
半個室みたいで、なんとなくちょっと特別席みたい。
窓際の席に。
ふかふかのクッションが嬉しい*
カフェの電灯って結構好きで、ついつい見ちゃうんですよね。
小さなところだけど、電灯のデザインって
こだわっている店主さん、多いんじゃないかな。
「ぷりん」と、コーヒーに。
もともとおやつは2種類(土日のみ3種類)。
この日はすでに夕方だったので
季節のおやつである生クリームたっぷりのロールケーキや
チーズケーキは売り切れていましたが、
なんとなくここでは特別感のあるおやつより定番がいい気がしていて
たまにはプリンなんて、と思っていたのでラッキーでした。
生クリームがポテッとのった美しい円錐のプリン。
しっかりと力を入れてスプーンを差し込まなければいけないくらい
たまご感がつよくかためのタイプ。
ネルで丁寧に入れてくださったコーヒーと一緒に。
とにかく寒かったので、ミルクの飲み物も迷ったのですが
コーヒー単体でいただいてみたくて。
とてもおいしくて大満足!
プリンを食べたのも懐かしいし
思い起こせば、プリンをお店で食べたことってないかも……。
とっても甘さ控えめで上品、
それでいてなんとなく懐かしさすら感じさせる王道のプリン。
数少ない電車に合わせてすっかり長居する間にも
街の皆さんに愛されていることが伝わる、とても素敵な喫茶室。
機会があれば、ぜひまた来たい。
郡山は東京から1時間ちょっと。とても近いですよ。
私自身もどうしても西方面に行きがちなのですが
「行くぜ、東北!」、なかなか魅力的です。
今日も美味しいものをいただけることに、感謝。
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ミニエッセイ『粉のカタマリ。-9つの スコーンとカフェの 歩き方- 』
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蔦屋書店さん(代官山・中目黒・銀座)
千駄木 往来堂書店さん、谷中 ひるねこBOOOKSさん
ジュンク堂書店 池袋本店さん
下北沢 本屋B&Bさん、京都 レティシア書房さん
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今日のカフェ
【喫茶店 粒】
福島県郡山市笹川3-20-1
非公開