新春といえば、春財布。
「春」と、おさいふがお金でぱんぱんに「張る」をかけて、財布を新調するのに縁起がいい時期なのだそうですね。
ワタクシの財布は、四季を問わず、つねにポイントカードとレシートでぱんぱんに張っておりますが……
ともかく、財布を変えるなら、春! が、いいそうです。
財布ね。財布。
ふむふむ。なるほど。
レザークラフトを始めて1年ちょっと。そろそろ、チャレンジしたくなるころではありませんか。
ちゃんとした「財布」の制作に!
しかし、財布は、実はなかなかハードルが高いアイテムです。
見た目は単純な形なのに、中身はぎっしり。お札入れ、カード入れ、小銭入れと、様々な機能を最小の空間に詰め込むため、小さなパーツをたくさん精密に組み合わせなくてはなりません。
日本有数のざ・ずぼら~、座右の銘は「まいっか」のワタクシに、そんなものが、本当に、作れるのでしょうか???
財布には、だれでもこだわりがあるものです。
ワタクシにも、もちろんあります。
・カードがたくさん入ること。
・小銭入れが付いていること。
・表面に、革以外の余計なものがついていないこと。
・手触りが良いこと。
………あれ。こだわりポイント、意外に少ない。
手帳では、あっという間に10個も並んだこだわりの条件が、財布では、たった4つしかありません。
これなら、わりとすぐ見つかるんじゃないかな?
こだわりの条件を満たす、財布の型紙が。
………そう。型紙です。
一から財布をデザインし、オリジナルの型紙を起こしていくテクは、まだとうていありません。
ですから、市販の本やネットで公開されている型紙をもとに、変えられるところをちょっとだけ変えて、自分好みのものを作ろうと思っていました。
ところが。
その気で探すと、これが、ないのです。たった4つのポイントを満たす型紙が。
4つ目の条件は、革の選択に関することですから、型紙に求める条件はたった3つですよ。
なのに。
カードがたくさん入りそうな財布は、小銭入れがない。
小銭入れが付いている財布は、カード収納スペースが少ない。
あっれー、おかしいな。こんな財布、そのへんによくあるんだけどな。たとえばヘルツとか、ヘルツとか、ヘルツとか(以下略)
カードがたくさん入りそうな財布に小銭入れを足すのが一番簡単な改造方法に思えました。
ただ、マチのつけ方が、よくわかりません。
う~~~~む。
悩んでいたある日。
見つけましたよ!
シンプルなロングウォレット。カードポケットは8カ所。フリーポケットが広いの2つ、狭いの2つ。小銭入れもついていて、ポケットにしようと思えば使えるスペースがさらに2つ。
実物大の型紙と、詳しい作り方の解説もついています。
これは、よいではないか。さっそく、ポチりました。
「LeatherCraft ぱれっとオリジナルキット kit111 ロングウォレットD(ファスナータイプ)」の型紙です。
「キット」は、革もセットになっているようですが、革なら家に山とあるので、型紙だけ購入しました。
型紙をコピーして、さあ、いよいよ製作開始です!
まずは、型紙を厚紙に貼って、切り抜きます。
…………と、ここで、早くも、落とし穴が!!
裁断のウデに自信がなかったため、三角定規を駆使して直角を確認しながら切ろうとしたのですが……
…………型紙が、直角になってない!!!
角を直角に切らないと、出来上がった財布がゆがむではないか。
これって、デザイン的に、わざとゆがめてあるのかなあ?
いやいやいや、そんなことないよなあ………シンプルな財布だし………
ま、確認してよかったよかった。
キットの革は、きっときれいな直角になっているだろうから、型紙を実際に切り出すことはあまり想定していないのだろうか。
なぜ型紙が直角でなかったのか、ちょっと謎です。
ではでは。さてさて。いよいよ革ですよ。
さあ、内装のパーツを切り出しましょう。
型紙に、パーツごとの厚みが書いてありますので、それを参考に革を選びます。
コインケースは1.2ミリほどの厚さのチョコ茶のラティーゴを選択。カードケースとマチは1ミリの厚さの赤い栃木レザーの牛半頭分から切り出すことにしました。
おっと、忘れるところだった。革の裏側、トコを磨いておかなくては。
マニュアルにはありませんが、トコ磨きはやっておいたほうが、あとで使いやすいですよね。
コインケースは切っちゃってから慌てて磨きました。
新たに導入した、トコ磨き用のウッドキノコが、とても使いやすいです。
1ミリの革は、裁断してからだとパーツが小さくて磨きにくいのと、薄いために磨いているうちに伸びて変形しそうだったので、切る前に磨くことにしました。
さて、裁断です。
この日のために、きっちり研いだ革包丁(と、菱錐)の出番です。
ふっふっふ。研いだ包丁で切るのって、気持ちいい………
内装パーツがそろいました。
その数、なんと13枚。
これまで、ブックカバーとか、一枚革でできるナイフケースとか、パーツが2~3個でできるものばかり作ってきたワタクシには、信じられない数です。
これを、精密に縫い合わせるなんて、できるのだろうか………
気を取り直して、まずは、ポケット入り口と小銭入れ入り口とマチ上部のコバ磨きです。
ここは、今磨いておかないと、あとで磨けなくなってしまう部分です。
小銭入れにファスナーを付けます。
……と、ここで、最初の大失敗です!
マニュアルに書いてあった「ファスナー3号15.5センチ」の「3号」を、すっかりスルーして買い物に走ったツケが、出たのです。
ファスナーって、金具の大きさに、サイズの違いがあるんだね~。知らなかったよ~。
サイズが大きすぎて、小銭入れの真ん中に開けたファスナー用の穴に、金具が入らなかったのです!!!
う~~~む。
困ったワタクシは、渋谷の手羽に向かいました。つまり東急ハンズ渋谷店です。
「あのう……これにファスナーを付けようと思ったのですが……大きすぎて入らなくて……どうしたらいいでしょう」
ずうずうしくも、失敗した小銭入れパーツとファスナーをバッグから取り出して、スタッフさんに見せました。
すると、さすが、手羽! いえ、東急ハンズ!!
「あ、ウォレットの小銭入れですね」と、スタッフさんはすぐに見抜いてくれました。そして、
「方法は二つあります。一つは、ファスナーの大きさに合わせて穴を広げること。もう一つは、ファスナーを変えることですね」
と、売り場の作業台にあった端切れにポンチで穴をあけ、ていねいにサイズを見てくださいました。さらに、それぞれの商品の在庫もすばやくチェックしてくださいました。
ああ、やっぱり、困ったときはハンズに行けば何とかなる!! ハンズのお兄さん、ありがとうございます!!
大きすぎたファスナーに合わせて開けた穴は、小銭入れの入れ口としてはやっぱり大きすぎるような気がしたので、ワタクシはファスナーを変えることにしました。
それでも、穴をもう1ミリ広げたほうがよさそうです。
そこで、ファスナーと直径1.1センチのポンチを購入しました。ポンチは直径が大きいとどんどん値段が高くなるので、元のファスナーに合わせたポンチを買うよりも、新しいファスナーと直径が小さめのポンチを買う方が安くすみました。
さてさて。では、穴を広げようではないか。
………と、ここで、2度目の大失敗です!!
1ミリ広げるという微妙な作業は、不器用を誇るワタクシにはなかなかの難関。
カッターが、すべって………ああああやっちゃった………
革に、ざっくり行ってしまいました…………
小銭入れ、1から作り直しです………
気を取り直して。
小銭入れにファスナーがつきました。今度は、サイズぴったりです!
そうしましたら、小銭入れの両脇と底を縫いまして………
カード入れにかかります。
マニュアルにはありませんが、かつて10枚入るカードケースを作ったときの苦い経験から、縫い代部分をなるべく薄くそぎ落とすことにしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/glirulusjp/34015403.html
縫い代の厚みをそのまんまにして縫い合わせると、ですね。
全体が、極端に分厚くなりますし………
カードが、キッチキチで、うまく入らないんですよね………
漉くには、研いだ革包丁が、活躍します。
革作家さんのブログを拝見すると、「ゼロ漉き」といって、厚さがほとんどなくなるまで漉くのがよいようですが、ワタクシには無理でした。
なんとか半分くらいの厚みに漉きます。
そうしましたら、マチを小銭入れに縫い付けて………
マチと小銭入れを合体した部分のコバを磨きます。
小銭入れが、できました! ここまでは、わりと簡単です。
問題は、ここから。いよいよ、カードケースです。
台革に、Tシャツみたいな形のポケットを縫い付けて、さらに1枚縫い付けます。
10枚入るカードケースでは、ポケットとポケットに隙間ができてしまいましたが………
今回は、どうでしょう?
お? 少なくとも、隙間はできずにすんだようです!
しかし、ここで3つ目の大失敗。
この段階では、縫うのは底だけ。両サイドはまだ手を付けないのが正解でした。
でも、ついうっかり、穴を開けて、縫ってしまいました………
両サイドを縫ってしまうと、あとで外側の革と合体するときに縫うのが難しくなってしまいます。
あわててほどいて、やりなおし。革、ヨレヨレですね。
すでに開けてしまった穴はどうしようもありません。
そうしましたら、マチとカードケースを貼り合わせ………
………縫いませんよ。ここでは、まだ、貼るだけです。
内装パーツが、できました!!
おっといけない、忘れてた。見返しも作ります。
マニュアルでは、見返しは一枚革にホックを付けて終了ですが、カードを詰め込むワタクシは、少しでもカード入れを増やそうと、ここにもポケットを一つ付けることにしました。
ちょっとホックがひっかかりそうですが、カードが2枚収納できます。
さあ、できましたよ! 内装パーツが!!!
………って、お気づきでしょうか。
これまでの各工程すべてで、まんべんなく、きめこまかく、「大失敗」をやらかしてきたことに。
どれもこれも、ちょっと考えれば、すぐ気が付くことなのに。
どうして、やってみるまでわからないのか。
「う~ん。まいっか」で突き進むワタクシは、職人には、絶対になれません。
さあ、いよいよ外装ですよ。
ふっふっふ。
どの革に、しようかな~~???
………って、おい。
まだ、外側の革、決めてなかったのか!?!?
(続く)
「春」と、おさいふがお金でぱんぱんに「張る」をかけて、財布を新調するのに縁起がいい時期なのだそうですね。
ワタクシの財布は、四季を問わず、つねにポイントカードとレシートでぱんぱんに張っておりますが……
ともかく、財布を変えるなら、春! が、いいそうです。

財布ね。財布。
ふむふむ。なるほど。
レザークラフトを始めて1年ちょっと。そろそろ、チャレンジしたくなるころではありませんか。
ちゃんとした「財布」の制作に!
しかし、財布は、実はなかなかハードルが高いアイテムです。
見た目は単純な形なのに、中身はぎっしり。お札入れ、カード入れ、小銭入れと、様々な機能を最小の空間に詰め込むため、小さなパーツをたくさん精密に組み合わせなくてはなりません。
日本有数のざ・ずぼら~、座右の銘は「まいっか」のワタクシに、そんなものが、本当に、作れるのでしょうか???
財布には、だれでもこだわりがあるものです。
ワタクシにも、もちろんあります。
・カードがたくさん入ること。
・小銭入れが付いていること。
・表面に、革以外の余計なものがついていないこと。
・手触りが良いこと。
………あれ。こだわりポイント、意外に少ない。
手帳では、あっという間に10個も並んだこだわりの条件が、財布では、たった4つしかありません。
これなら、わりとすぐ見つかるんじゃないかな?
こだわりの条件を満たす、財布の型紙が。
………そう。型紙です。
一から財布をデザインし、オリジナルの型紙を起こしていくテクは、まだとうていありません。
ですから、市販の本やネットで公開されている型紙をもとに、変えられるところをちょっとだけ変えて、自分好みのものを作ろうと思っていました。
ところが。
その気で探すと、これが、ないのです。たった4つのポイントを満たす型紙が。
4つ目の条件は、革の選択に関することですから、型紙に求める条件はたった3つですよ。
なのに。
カードがたくさん入りそうな財布は、小銭入れがない。
小銭入れが付いている財布は、カード収納スペースが少ない。
あっれー、おかしいな。こんな財布、そのへんによくあるんだけどな。たとえばヘルツとか、ヘルツとか、ヘルツとか(以下略)
カードがたくさん入りそうな財布に小銭入れを足すのが一番簡単な改造方法に思えました。
ただ、マチのつけ方が、よくわかりません。
う~~~~む。
悩んでいたある日。
見つけましたよ!
シンプルなロングウォレット。カードポケットは8カ所。フリーポケットが広いの2つ、狭いの2つ。小銭入れもついていて、ポケットにしようと思えば使えるスペースがさらに2つ。
実物大の型紙と、詳しい作り方の解説もついています。
これは、よいではないか。さっそく、ポチりました。
「LeatherCraft ぱれっとオリジナルキット kit111 ロングウォレットD(ファスナータイプ)」の型紙です。
「キット」は、革もセットになっているようですが、革なら家に山とあるので、型紙だけ購入しました。
型紙をコピーして、さあ、いよいよ製作開始です!
まずは、型紙を厚紙に貼って、切り抜きます。
…………と、ここで、早くも、落とし穴が!!
裁断のウデに自信がなかったため、三角定規を駆使して直角を確認しながら切ろうとしたのですが……
…………型紙が、直角になってない!!!
角を直角に切らないと、出来上がった財布がゆがむではないか。
これって、デザイン的に、わざとゆがめてあるのかなあ?
いやいやいや、そんなことないよなあ………シンプルな財布だし………
ま、確認してよかったよかった。
キットの革は、きっときれいな直角になっているだろうから、型紙を実際に切り出すことはあまり想定していないのだろうか。
なぜ型紙が直角でなかったのか、ちょっと謎です。
ではでは。さてさて。いよいよ革ですよ。
さあ、内装のパーツを切り出しましょう。
型紙に、パーツごとの厚みが書いてありますので、それを参考に革を選びます。
コインケースは1.2ミリほどの厚さのチョコ茶のラティーゴを選択。カードケースとマチは1ミリの厚さの赤い栃木レザーの牛半頭分から切り出すことにしました。
おっと、忘れるところだった。革の裏側、トコを磨いておかなくては。
マニュアルにはありませんが、トコ磨きはやっておいたほうが、あとで使いやすいですよね。
コインケースは切っちゃってから慌てて磨きました。
新たに導入した、トコ磨き用のウッドキノコが、とても使いやすいです。

1ミリの革は、裁断してからだとパーツが小さくて磨きにくいのと、薄いために磨いているうちに伸びて変形しそうだったので、切る前に磨くことにしました。

さて、裁断です。
この日のために、きっちり研いだ革包丁(と、菱錐)の出番です。

ふっふっふ。研いだ包丁で切るのって、気持ちいい………
内装パーツがそろいました。
その数、なんと13枚。

これまで、ブックカバーとか、一枚革でできるナイフケースとか、パーツが2~3個でできるものばかり作ってきたワタクシには、信じられない数です。
これを、精密に縫い合わせるなんて、できるのだろうか………
気を取り直して、まずは、ポケット入り口と小銭入れ入り口とマチ上部のコバ磨きです。
ここは、今磨いておかないと、あとで磨けなくなってしまう部分です。
小銭入れにファスナーを付けます。
……と、ここで、最初の大失敗です!
マニュアルに書いてあった「ファスナー3号15.5センチ」の「3号」を、すっかりスルーして買い物に走ったツケが、出たのです。
ファスナーって、金具の大きさに、サイズの違いがあるんだね~。知らなかったよ~。
サイズが大きすぎて、小銭入れの真ん中に開けたファスナー用の穴に、金具が入らなかったのです!!!
う~~~む。
困ったワタクシは、渋谷の手羽に向かいました。つまり東急ハンズ渋谷店です。
「あのう……これにファスナーを付けようと思ったのですが……大きすぎて入らなくて……どうしたらいいでしょう」
ずうずうしくも、失敗した小銭入れパーツとファスナーをバッグから取り出して、スタッフさんに見せました。
すると、さすが、手羽! いえ、東急ハンズ!!
「あ、ウォレットの小銭入れですね」と、スタッフさんはすぐに見抜いてくれました。そして、
「方法は二つあります。一つは、ファスナーの大きさに合わせて穴を広げること。もう一つは、ファスナーを変えることですね」
と、売り場の作業台にあった端切れにポンチで穴をあけ、ていねいにサイズを見てくださいました。さらに、それぞれの商品の在庫もすばやくチェックしてくださいました。
ああ、やっぱり、困ったときはハンズに行けば何とかなる!! ハンズのお兄さん、ありがとうございます!!
大きすぎたファスナーに合わせて開けた穴は、小銭入れの入れ口としてはやっぱり大きすぎるような気がしたので、ワタクシはファスナーを変えることにしました。
それでも、穴をもう1ミリ広げたほうがよさそうです。
そこで、ファスナーと直径1.1センチのポンチを購入しました。ポンチは直径が大きいとどんどん値段が高くなるので、元のファスナーに合わせたポンチを買うよりも、新しいファスナーと直径が小さめのポンチを買う方が安くすみました。
さてさて。では、穴を広げようではないか。
………と、ここで、2度目の大失敗です!!
1ミリ広げるという微妙な作業は、不器用を誇るワタクシにはなかなかの難関。
カッターが、すべって………ああああやっちゃった………
革に、ざっくり行ってしまいました…………

小銭入れ、1から作り直しです………
気を取り直して。
小銭入れにファスナーがつきました。今度は、サイズぴったりです!

そうしましたら、小銭入れの両脇と底を縫いまして………

カード入れにかかります。
マニュアルにはありませんが、かつて10枚入るカードケースを作ったときの苦い経験から、縫い代部分をなるべく薄くそぎ落とすことにしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/glirulusjp/34015403.html
縫い代の厚みをそのまんまにして縫い合わせると、ですね。
全体が、極端に分厚くなりますし………
カードが、キッチキチで、うまく入らないんですよね………
漉くには、研いだ革包丁が、活躍します。

革作家さんのブログを拝見すると、「ゼロ漉き」といって、厚さがほとんどなくなるまで漉くのがよいようですが、ワタクシには無理でした。
なんとか半分くらいの厚みに漉きます。
そうしましたら、マチを小銭入れに縫い付けて………

マチと小銭入れを合体した部分のコバを磨きます。
小銭入れが、できました! ここまでは、わりと簡単です。

問題は、ここから。いよいよ、カードケースです。
台革に、Tシャツみたいな形のポケットを縫い付けて、さらに1枚縫い付けます。
10枚入るカードケースでは、ポケットとポケットに隙間ができてしまいましたが………
今回は、どうでしょう?
お? 少なくとも、隙間はできずにすんだようです!

しかし、ここで3つ目の大失敗。
この段階では、縫うのは底だけ。両サイドはまだ手を付けないのが正解でした。
でも、ついうっかり、穴を開けて、縫ってしまいました………
両サイドを縫ってしまうと、あとで外側の革と合体するときに縫うのが難しくなってしまいます。
あわててほどいて、やりなおし。革、ヨレヨレですね。
すでに開けてしまった穴はどうしようもありません。
そうしましたら、マチとカードケースを貼り合わせ………
………縫いませんよ。ここでは、まだ、貼るだけです。

内装パーツが、できました!!

おっといけない、忘れてた。見返しも作ります。
マニュアルでは、見返しは一枚革にホックを付けて終了ですが、カードを詰め込むワタクシは、少しでもカード入れを増やそうと、ここにもポケットを一つ付けることにしました。
ちょっとホックがひっかかりそうですが、カードが2枚収納できます。

さあ、できましたよ! 内装パーツが!!!
………って、お気づきでしょうか。
これまでの各工程すべてで、まんべんなく、きめこまかく、「大失敗」をやらかしてきたことに。
どれもこれも、ちょっと考えれば、すぐ気が付くことなのに。
どうして、やってみるまでわからないのか。
「う~ん。まいっか」で突き進むワタクシは、職人には、絶対になれません。
さあ、いよいよ外装ですよ。
ふっふっふ。
どの革に、しようかな~~???

………って、おい。
まだ、外側の革、決めてなかったのか!?!?
(続く)