沖縄には、猫がたくさんいます。
たっぷり触らせてくれた看板猫。
チキンハートな若猫。
市場の片隅にも、
海辺の駐車場にも。
実は、ひそかに恐れていました。
お土産は、猫……
…………なんてことに、ならないだろうなぁ…………と。
運命の出会いがあったら、どうしよう。
とりあえず、まずキャリーバッグを買って、ええと飛行機に乗せるにはどうしたら……
…………って、考えがぐるぐると先走ります。
さて。
ワタクシの人生初の沖縄旅行。お土産は、なんだったのでしょうか??
ターコイズブルーの澄んだ海、古宇利島を車でぐるりと一周したら、もう午後3時ごろでした。
あまりにも暑いので、橋のたもとのカフェで、ブルーシールアイスで涼をとります。
ブルーシールのチョコミント、うま!!
たぶん、これまで食べたチョコミントアイスの中で、最もおいしいのは間違いありません。
甘すぎず、香りが強すぎず。
これ、お取り寄せしたいわぁ………
………残念ながら、ネット通販で買えるブルーシールアイス詰め合わせには、チョコミントが入っていないようです。
ま、こちらにも販売店があるようなので、食べに行けばいいか。
遅いスタートになりますが、いよいよ美ら海水族館を目指します。
その通り道にあるのが、今帰仁城址。世界遺産です。
沖縄が三つの国にわかれて争っていた時代から、薩摩藩に征服されるまで、城を守った石垣が、万里の長城のように山の稜線を這っています。
山の地形を素直に生かして、城壁の外側はすぐ深く急な谷。
これは、攻めるのが大変だったのではないでしょうか。
けれど、地形に頼っていたためか、兵士が身を隠して外を攻撃できる場所や、油や石を落とすような仕組みは、あまり見当たりませんでした。
城壁から、美しい海を眺めて、住人たちはどんな暮らしをしていたのかな。
美ら海水族館にたどりついたのは、午後6時前でした。
午後4時以降に入館すると、通常1850円の入場料が、1290円になります。
………しまった。
実は、那覇のホテルで、割引券を買ってありました。1660円だったかな。
まさか、到着がこんなに遅くなるとは思わなくて……
ダメもとで、売り場の方に交換をお願いしてみると、親切に交換してくださいました!
サンゴ礁の海に暮らす魚は、綺麗ですね。
鮮やかなピンクのひとや、
美しい黄色のひと。
こんなのと一緒に泳げるのなら、ダイビングも楽しそうです。
……道具の後始末を考えただけで面倒くさくて、ざ・ずぼら~にはハードルが高すぎますが……
長~い鼻で、愛想がいいこの魚は、ヘラヤガラというそうです。
ニモもいました。
正しくは、クマノミですね。イソギンチャクにきちんと隠れていました。
そして、なんといっても、美ら海といえば、
ジンベイザメです!!
でかい!!!!! しかも、2頭!!!!!
みたこともない巨大な水槽。手前の人間と比べると、ジンベイザメの大きさに圧倒されます。
ほかの魚より明らかにゆったりと体をくねらせて泳ぐ姿は、まさに、悠然。
一緒に泳ぐ魚たちは、きっと安心感たっぷりなのでしょう。
大きなエイの傍らには、小さなエイの群れが見えます。
たぶん、エイの子供たち。ぱたぱたと羽ばたいて泳ぐ様子が小鳥のようで、愛らしいです。
美しく雄大なサンゴ礁の海には、変わったヒトたちもいます。
水族館をワタクシがこよなく愛する理由は、へんなヒトたちに会えること。
美ら海水族館も、例外ではありません。
夫婦円満の象徴です。
剝製かと思ったのですが、眺めていたら、少しだけぴくりと動いたので、これが、ナマのお姿のようです。
このような生き物の中に、つがいで入り込んで、一生をほとんど動かずに一緒に暮らすそうです。
あなたがいれば、何もいらない。
なんという麗しい夫婦愛でしょうか。
つつましい、ひきこもり夫婦です。
……こんなにひきこもっていて、いいんでしょうか。
水族館を出た時には、残念ながら、夕日が沈んだ後でした。
あと十分くらい早く見終われば、ジャストな日没のタイミングだったのになぁ。
でも、暮れたての海は、儚げで美しいですね。
水族館から高速道路へと向かう道は、前も後ろも隣も、み~んな、「わ」「れ」ナンバーのレンタカー。
許田インターから高速道路にのっても、メンツはほとんど変わりません。
みんな、那覇まで一緒に帰るんだね……
「夜になれば、ちょっとは道路がすくだろう」と、考えることも、みんな一緒だったんだね……
夜の高速道路は、親近感でいっぱいです。
最終日は、国際通りをぶらぶらして、市場でお昼ご飯です。
肉はたっぷり食べましたからね。目指すは、魚です。
沖縄の魚は、華やかで色とりどりで、……まるで食べ物とは思えません。
市場の魚屋さんで「おまかせ」を頼んで、上階の食堂で料理してもらいます。こうすると、いろいろな魚を少しずつ食べられます。
……んがっ。
ううむ。どれが何の魚か、わからない……………
とりあえず、あんまり身がしまってないけど、噛んでいると旨みが口の中に広がって、おいしい。
グルクンの唐揚げは、わかりましたよ。
きのう水族館にいたヤツです。
一番おいしかったのは、この焼き魚。
………なんでしょうね???
帰る前、最後に訪れたのは、斎場御嶽。
沖縄に点在する自然信仰の聖地で、中でも、ここは王族の女性が神と結婚して暮らしていた、首里城とかかわりが深い場所なのだそうです。
今でも、神の声を聴く女性たちが祈りに訪れる、ガチな現役の聖地です。
聖なる地なので、見学前にはビデオで注意事項を学んでから入場します。
遠くに見える島影が、神が降り立った場所。ここが祈りのポイントです。
巨大な岩、密集する木々。
頭上に濃く重なる緑から、灰色に折り重なる岩肌から、なにかの気配を感じられたような気がします。
神の像も、神殿もありません。
あるのは、自然の力だけ。それが、かえって、なにかの大きな存在を感じさせます。
聖地なので、森林の手入れも最小限にしているそうです。
降り注ぐ日差しや、澄んだ青い海とは裏腹に、沖縄の歴史は、決してのんびりしたものではありません。
古い建造物で残っているのは「城址」ばかり。首里城も、再三焼き尽くされて、王族の肖像画すら残っていません。
とくに南部を車で走ると、古い建物がほとんどないことに気づきます。
苛烈な歴史を飲み込んで、それでも沖縄は、美しい南国の楽園。
沖縄を支えてきたのは、海や島や山や樹々、自然そのものの力なのだろうなぁ。
斎場御嶽の岩と樹々の間には、きっと、大きな力を持つなにものかが棲んでいる。
今も祈りをささげる人々の信仰が、生の迫力とともに伝わってきました。
見学を終えたころ、晴れていた空は一転、かき曇り、
ぽつぽつと水滴が落ちてきたかと思うと、あっという間に、滝のような大雨になりました。
傾斜がある道路は、もう、川。落ちてきた雨のしずくが地面に当たってできる王冠が、びっくりするほど大きいです。
駐車場までほんの5分ほど歩いただけで、傘をさしていたにもかかわらず、下半身がびっちょり濡れました。
空港へ向かう道の途中にある絶景ポイント、ニライカナイ橋は、深い霧に包まれ、海を臨むどころか数メートル先も見えません。
聖地で、いい気になって写真を撮りすぎたから、なにかの怒りに触れたのだろうか……
……と、思われてなりませんでした。
空港に着いた頃、ワタクシは、すっかり風邪をひきこんでおりました。
濡れた服のままエアコンにあたると、人は、あっという間に風邪をひくものですね。
いやはやびっくりしました。
お腹が痛くて、節々が強烈に痛くて、動けないよ~。
とにかくつらくてたまりません。あわてて、旅行バッグから昨日来ていた服を取り出して着替え、靴もツレに買ってもらって履き替えました。
空港で、お土産を買うつもりだったけど、とてもそれどころではありません。
なんとか家にたどりつき……………この風邪は、たっぷり2週間、治りませんでした。
ブログの更新が一週あいたのは、寝込んでいたためです。
人生初の沖縄旅行。
お土産は、神の怒りに触れたとしか思えない、強烈な風邪だったのでした。
教訓。濡れた服のままエアコンに当たってはいけません。無理でも無茶でも、すぐに乾いた服に着替えましょう。
やれやれ。

たっぷり触らせてくれた看板猫。

チキンハートな若猫。

市場の片隅にも、

海辺の駐車場にも。

実は、ひそかに恐れていました。
お土産は、猫……
…………なんてことに、ならないだろうなぁ…………と。
運命の出会いがあったら、どうしよう。
とりあえず、まずキャリーバッグを買って、ええと飛行機に乗せるにはどうしたら……
…………って、考えがぐるぐると先走ります。
さて。
ワタクシの人生初の沖縄旅行。お土産は、なんだったのでしょうか??
ターコイズブルーの澄んだ海、古宇利島を車でぐるりと一周したら、もう午後3時ごろでした。

あまりにも暑いので、橋のたもとのカフェで、ブルーシールアイスで涼をとります。

ブルーシールのチョコミント、うま!!
たぶん、これまで食べたチョコミントアイスの中で、最もおいしいのは間違いありません。
甘すぎず、香りが強すぎず。
これ、お取り寄せしたいわぁ………
………残念ながら、ネット通販で買えるブルーシールアイス詰め合わせには、チョコミントが入っていないようです。
ま、こちらにも販売店があるようなので、食べに行けばいいか。
遅いスタートになりますが、いよいよ美ら海水族館を目指します。
その通り道にあるのが、今帰仁城址。世界遺産です。
沖縄が三つの国にわかれて争っていた時代から、薩摩藩に征服されるまで、城を守った石垣が、万里の長城のように山の稜線を這っています。

山の地形を素直に生かして、城壁の外側はすぐ深く急な谷。
これは、攻めるのが大変だったのではないでしょうか。
けれど、地形に頼っていたためか、兵士が身を隠して外を攻撃できる場所や、油や石を落とすような仕組みは、あまり見当たりませんでした。
城壁から、美しい海を眺めて、住人たちはどんな暮らしをしていたのかな。
美ら海水族館にたどりついたのは、午後6時前でした。
午後4時以降に入館すると、通常1850円の入場料が、1290円になります。
………しまった。
実は、那覇のホテルで、割引券を買ってありました。1660円だったかな。
まさか、到着がこんなに遅くなるとは思わなくて……
ダメもとで、売り場の方に交換をお願いしてみると、親切に交換してくださいました!
サンゴ礁の海に暮らす魚は、綺麗ですね。
鮮やかなピンクのひとや、

美しい黄色のひと。

こんなのと一緒に泳げるのなら、ダイビングも楽しそうです。
……道具の後始末を考えただけで面倒くさくて、ざ・ずぼら~にはハードルが高すぎますが……
長~い鼻で、愛想がいいこの魚は、ヘラヤガラというそうです。

ニモもいました。
正しくは、クマノミですね。イソギンチャクにきちんと隠れていました。

そして、なんといっても、美ら海といえば、
ジンベイザメです!!
でかい!!!!! しかも、2頭!!!!!

みたこともない巨大な水槽。手前の人間と比べると、ジンベイザメの大きさに圧倒されます。

ほかの魚より明らかにゆったりと体をくねらせて泳ぐ姿は、まさに、悠然。
一緒に泳ぐ魚たちは、きっと安心感たっぷりなのでしょう。
大きなエイの傍らには、小さなエイの群れが見えます。
たぶん、エイの子供たち。ぱたぱたと羽ばたいて泳ぐ様子が小鳥のようで、愛らしいです。

美しく雄大なサンゴ礁の海には、変わったヒトたちもいます。
水族館をワタクシがこよなく愛する理由は、へんなヒトたちに会えること。
美ら海水族館も、例外ではありません。
夫婦円満の象徴です。

剝製かと思ったのですが、眺めていたら、少しだけぴくりと動いたので、これが、ナマのお姿のようです。
このような生き物の中に、つがいで入り込んで、一生をほとんど動かずに一緒に暮らすそうです。

あなたがいれば、何もいらない。
なんという麗しい夫婦愛でしょうか。
つつましい、ひきこもり夫婦です。
……こんなにひきこもっていて、いいんでしょうか。
水族館を出た時には、残念ながら、夕日が沈んだ後でした。
あと十分くらい早く見終われば、ジャストな日没のタイミングだったのになぁ。
でも、暮れたての海は、儚げで美しいですね。

水族館から高速道路へと向かう道は、前も後ろも隣も、み~んな、「わ」「れ」ナンバーのレンタカー。
許田インターから高速道路にのっても、メンツはほとんど変わりません。
みんな、那覇まで一緒に帰るんだね……
「夜になれば、ちょっとは道路がすくだろう」と、考えることも、みんな一緒だったんだね……
夜の高速道路は、親近感でいっぱいです。
最終日は、国際通りをぶらぶらして、市場でお昼ご飯です。
肉はたっぷり食べましたからね。目指すは、魚です。
沖縄の魚は、華やかで色とりどりで、……まるで食べ物とは思えません。
市場の魚屋さんで「おまかせ」を頼んで、上階の食堂で料理してもらいます。こうすると、いろいろな魚を少しずつ食べられます。

……んがっ。
ううむ。どれが何の魚か、わからない……………

とりあえず、あんまり身がしまってないけど、噛んでいると旨みが口の中に広がって、おいしい。
グルクンの唐揚げは、わかりましたよ。
きのう水族館にいたヤツです。

一番おいしかったのは、この焼き魚。
………なんでしょうね???

帰る前、最後に訪れたのは、斎場御嶽。
沖縄に点在する自然信仰の聖地で、中でも、ここは王族の女性が神と結婚して暮らしていた、首里城とかかわりが深い場所なのだそうです。
今でも、神の声を聴く女性たちが祈りに訪れる、ガチな現役の聖地です。
聖なる地なので、見学前にはビデオで注意事項を学んでから入場します。
遠くに見える島影が、神が降り立った場所。ここが祈りのポイントです。

巨大な岩、密集する木々。
頭上に濃く重なる緑から、灰色に折り重なる岩肌から、なにかの気配を感じられたような気がします。

神の像も、神殿もありません。
あるのは、自然の力だけ。それが、かえって、なにかの大きな存在を感じさせます。
聖地なので、森林の手入れも最小限にしているそうです。

降り注ぐ日差しや、澄んだ青い海とは裏腹に、沖縄の歴史は、決してのんびりしたものではありません。
古い建造物で残っているのは「城址」ばかり。首里城も、再三焼き尽くされて、王族の肖像画すら残っていません。
とくに南部を車で走ると、古い建物がほとんどないことに気づきます。
苛烈な歴史を飲み込んで、それでも沖縄は、美しい南国の楽園。
沖縄を支えてきたのは、海や島や山や樹々、自然そのものの力なのだろうなぁ。
斎場御嶽の岩と樹々の間には、きっと、大きな力を持つなにものかが棲んでいる。
今も祈りをささげる人々の信仰が、生の迫力とともに伝わってきました。

見学を終えたころ、晴れていた空は一転、かき曇り、
ぽつぽつと水滴が落ちてきたかと思うと、あっという間に、滝のような大雨になりました。
傾斜がある道路は、もう、川。落ちてきた雨のしずくが地面に当たってできる王冠が、びっくりするほど大きいです。
駐車場までほんの5分ほど歩いただけで、傘をさしていたにもかかわらず、下半身がびっちょり濡れました。
空港へ向かう道の途中にある絶景ポイント、ニライカナイ橋は、深い霧に包まれ、海を臨むどころか数メートル先も見えません。
聖地で、いい気になって写真を撮りすぎたから、なにかの怒りに触れたのだろうか……
……と、思われてなりませんでした。
空港に着いた頃、ワタクシは、すっかり風邪をひきこんでおりました。
濡れた服のままエアコンにあたると、人は、あっという間に風邪をひくものですね。
いやはやびっくりしました。
お腹が痛くて、節々が強烈に痛くて、動けないよ~。
とにかくつらくてたまりません。あわてて、旅行バッグから昨日来ていた服を取り出して着替え、靴もツレに買ってもらって履き替えました。
空港で、お土産を買うつもりだったけど、とてもそれどころではありません。
なんとか家にたどりつき……………この風邪は、たっぷり2週間、治りませんでした。
ブログの更新が一週あいたのは、寝込んでいたためです。
人生初の沖縄旅行。
お土産は、神の怒りに触れたとしか思えない、強烈な風邪だったのでした。
教訓。濡れた服のままエアコンに当たってはいけません。無理でも無茶でも、すぐに乾いた服に着替えましょう。
やれやれ。