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みなさま、こんばんは
いつもご覧いただきありがとうございます
AUDEMARS PIGUET
ロイヤルオーク/フライングトゥールビヨン
本日は
2024年新作の特別モデルを皆さまにご覧いただきます
と、その前に
トゥールビヨンとは
時計のムーブメントにおける高度な技術の1つで
「トゥールビヨン」
「パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)」
「ミニッツリピーター」の3つを
世界三大複雑機構と言われています。
簡単に言うと、時計は通常、重力の影響を受け精度の誤差が生じます。この問題を解消するために、トゥールビヨンは脱進機を丸いかごのようなケージに組み込み、そのケージ自体を回転させることで、重力による影響を平均化し、誤差を最小限に抑えています
その歴史
次に、トゥールビヨンの時系列について
簡単におさらいしていきましょう
天才時計師アブラアン-ルイ・ブレゲが1801年に特許をとった機構で今ではコンプリケーションの顔とも言えますが
腕時計という限られたスペースに収め、かつ
精度を出そうとすると構造が複雑すぎて実用化できるほど安定した精度が出なかったと聞きます
そのせいでしばらく採用するメーカーはほとんどありませんでした
動き始めたのは業界に波紋を巻き起こした
1980年代のクォーツショックのころ
オーデマピゲは1986年に世界初となる
自動巻トゥールビヨンを発表します
フライングトゥールビヨン採用
こうして復活したトゥールビヨンを
さらに進化させた機構
”フライングトゥールビヨン”が
2018年に登場した
「ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨン GM」
を皮切りに続々登場します
一番の特徴は「時計を支えるブリッジがない」という点です
通常、トゥールビヨンでは、回転するケージをダイヤルからなる2つのブリッジで支えられていますが、フライングトゥールビヨンでは、そのブリッジがなく視覚的にも開放感があり
「まるでキャリッジが宙に浮いている」ようでパワフルな回転を芸術的にお楽しみいただけます
ブリッジをなくし、キャリッジ自体も軽量化させないといけないため技術的にもより高度な機構として知られています
Ref. 26730ST.OO.1320ST.05
ここで本題です
2024年新作/特別モデル
鮮やかで深みのあるワインレッドの
スモークバーガンディダイヤル
ダイヤル外周から内側にかけて陰影をもつのが特徴
ROLEXのオンブレダイヤルに近い質感でもあります
ロイヤルオークを代表するタペストリーがないので
この大人の色気たっぷりのダイヤルを
お楽しみください
搭載されるのは薄型設計のCal.2950
その恩恵がケース厚:10.6mmの薄さに表れています
高い技術と洗練されたバーガンディダイヤルを兼ね備えた唯一無二のお時計と感じましたが、きっともう触れる機会はなさそうです
こちらのモデル、すこしでも気になった方はぜひ、お問合せくださいませ
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