母親にある自己啓発本の一部を読んでもらった。
しかし、本人はよく分かってないようだった。
それどころか、
「なんでこんなことをいちいち悩む必要があるの?もっとシンプルに考えればいいじゃん」
とおっしゃった。
で、でたーーー!!!!
これが強者の論理ですよ皆さん!!!
俺だって悩みたくて悩んでるんじゃない、もっとシンプルに色々とやりたい
それでもこういう風に考えるしか直面する問題に対処できなかったのだから、仕方ない。
これをもって母親を羨ましく思ったと同時に
自己啓発本は弱者、というか「考える人」のリトマス紙だ!
という結論を打ち立てたい。
自己啓発本を読んで
「なんでこんな事で悩むん?」
みたいな人は強者だ。
多分、普通に学校に行って、友達を作って、部活して、大学出て就職して、結婚して、家庭を設け…
みたいないわゆる「普通の人生」を疑問にも思わずに成し遂げていく人種だ。
何故なら、彼らには「自分の存在証明」的な悩みはほとんどない。
だから、その悩みの大半は自分の内面ではなく、現実的なものに向けられる。
いわば、仕事、お金、保険、老後…etc
普通の人生を当たり前に生きることができるので、どんどん社会的に成長していく。
母親もとにかく強かった。そして現実的な諸問題のことばかり言っていた。
逆に自己啓発本に共鳴し、挙げ句の果てに村上春樹にまでどっぷり浸かっている私のような人種は、弱者だ。
普通にしてても、周りの人となんか合わない。
周りの価値観と何が違う。
そんな人生をずっと続けていると、必然的に余計なことを「考える」ようになる。
「普通の人生」というもののハードルが私には高すぎる、そして悩む。
世間的に見て、考えている時間ははっきり言って無駄だ。そんな私に強者は
「そんなこと言ってないでやれ!」
的な、いわゆる物質次元のアドバイスをしてくる。
こういう人は凄く羨ましい。きっと社会では重宝され、会社や組織では有望な人材となるだろう。
しかし、そのアドバイスは私にはゴミ当然だ。
だって何も考えずにやれるなら、そもそもこんなに悩んでない。
出発点から違うのだ。
逆に、そういう悩みを抱えつつやってる人は
「君の気持ちもわかるよ。」
的な、内面のアドバイスをしてくる。
こういう人にはシンパシーを感じ、この人も苦労したんだろうなぁ…とか考えるが、
かといって同情されるのもまた嫌いなので、
このアドバイスもゴミと受け取っておく。
うわぁ。俺クソ野郎。
まぁ何が言いたいかというと、
きっと自己啓発本を読みあさっているあなたは
弱い人間だから、周りにはたくさんの敵がいると思います。
そういう人のひとり捕まえて、自分が読んでいる本の一冊でも読ませなさい。
そうして「なんでこんなに悩むん?」的な反応を受けたなら、
相手に「うっせぇしね!!」と言ってあげなさい笑
ごめんなさい、冗談です。
いや、でも本当にそう言いたいですけど。
あなたは悪くないです。
分からない周りが悪いんです。
そんなことにいちいち悩んでしまうあなたを責めてはいけません。
あなたはあなたなりの生き方を探ってください。
世間の言うことは無視しましょう。
世間なんて所詮能天気な人間の集まりです。
自戒を込めて書いています。
ps. ここまで読んだあなたには
中島義道 『カイン 自分の「弱さ」に悩むきみへ』を強くお勧めいたします。