ちょっと間があいてしまいましたが、実はドゴラの制作は、あんまり進んでないんです。
期待して当ブログを見てくださってる方には申し訳ありません。
今回はドゴラ本体の”磨き”を行いました。
まず胴体下部の5本の足の間にあるパーティングラインの段差を粗めのペーパーで完全になくして、中くらいから細めのペーパーやスポンジヤスリで胴体上部の内側まで徹底的に磨いたあと、タミヤのコンパウンド(通常版から仕上げ用)を専用クロスで磨きに磨きました。
いつもなら、レジン製ガレージキットは買ったらすぐお風呂場で洗剤でゴシゴシ離型剤落としをするんだけど、今回のドゴラは杉田さんのレシピに”磨き”があったので、離型剤落としは省略していいかな、と思いました。
磨きの効果はそこそこあったと思うのだけど写真ではわかるかな?ビミョーですね。
胴体下部と”心臓部”の間に0.9mm針金で軸打ち(ほんとは2箇所するつもりだったけど、2つ目の穴の位置がずれてしまったので、一箇所のみにしました)。
心臓部品の接着は、あとで胴体上部の前後パーツ中にきれいに収まるように゛向き”にくれぐれも注意が必要です。
足の先端が一番クネっと曲がってるのが”前”でして、心臓はちょっと後ろに倒れかかってる感じになるのがが正解のようです。
胴体上部の前部パーツを乗せて撮影してみましだ(接着はまだ)。
エアフィックス社の1/600クイーンエリザベス2も、仮組みの段階ですが、50年前に発売されたこのキット、パーツの合いが悪すぎ。不合理なパーツ構成の理不尽な?キットで苦労のタネなんですが、なんとか仮組みにまで漕ぎ着けました。
クイーンエリザベス2は垂直型の一本煙突なのですが、ドゴラのポスターノニューアムステルダム号のような斜め2本煙突の豪華客船に改造です。
煙突は、楕円形のイラスト用マーカー「コピック」の゛柄”の部分をカットして組み合わせて「末広がりの斜め円筒状態」にしました。
加えてエポパテに、コピックのカットした断面を押し付けて楕円の”フタ”を作り、ウェーブから出てる三角プラ棒をそのフタに並べて接着して、それを煙突上部に、1mmほど沈ませて接着しました。
写真では2つの煙突の角度がちがってるけど、調整して、かっこいい2本煙突の船影になるようにします。
船の名前は「クイーン・ダイアモンド」号にしようかな?
勿論、今回は写真ないけど、先行する「エメラルドさんふらわあ号」も忘れていません。
ドゴラと並行して、いろいろやってるひとつ、エクスプラス社の通称”歩きキンゴジ”を改造しました(最終的な仕上げはまだ)。
やや前傾姿勢で尻尾をクルンと巻き上げて構えるゴジラの写真は、よく見かけますね。
あい意味キンゴジの象徴的なポーズだと思うんですが、井上雅夫大先生によるこの”歩きキンゴジ”を見たとき、このポーズに改造できる可能性を感じたので、思い切って、やってみました。
左足の付け根と、両膝、両足首をカット、さらに尻尾の節14箇所も全部カットしました。
真鍮棒とバルサ材で、尻尾の”芯”をつくり、輪っか状態の尻尾の節をひとつひとつ整形して繋ぎ直す大変な作業、ドゴラの制作が遅れたのは、このせいなんです(汗)。
このポーズでは、ゴジラの膝の内側がたわんで。O脚っぽくなってるのが特徴なんですが、それを強調しすぎると変な感じになるし、加減が難しいです。
尻尾の形は、まだフィ自然なので、もっと整えてから愛塗装して仕上げとなりますが、だいぶ先にやります。
今はドゴラとクイーン・ダイアモンド号を先に完成させたいと思います。
ドゴラの制作、遅れてますが、みなさん、どうか気長に見守ってください。