サンプル数が人口構成比に基づいた時は少し複雑
6月13日(月)お昼に金沢市で夫婦参加の会食があり、名古屋駅7時30分発(4時半起き)の高速バスで行ってきました。本当に久しぶりの旅行であり主目的は「会食」なので一泊のプランから「金沢市内観光」のプランも妻任せになりました。
4時間のバス旅行でもあり、初対面の人との会食の疲れも有り、早々とホテルに入ってから、テレビ放映されていた「金沢駅中」リニューアルオープンした「あんと」内を散策、軽い夕食用の弁当と「お土産」を買い、明日の市内観光用のパンフレットを貰いホテルに帰りました。
2015年(平成27年)3月14から北陸新幹線が開通1周年を過ぎ、観光に力を入れていることは伝わってきますし、交通方面は個別的でなく全体でまとまって運営している印象があります。観光協会の人の説明とパンフレットの内容からなんとなく「まちバス」プランが一番簡単に乗せてもらえそうに感じていました。他のパンフレットも簡単に目を通したのですが、8時前後には寝ました。(ここから、「後で考えたら」の連続の始まりです)
6時半からの朝食は時間をかけて食べましたが、お出かけの準備を含め8時にはホテルを出ることが出来ました(ス-ツケースと荷物はホテルが預かってくれる)が時間表を見てみれば始発が「9時40分」です。イチバンの目的である「兼六園」は「7時 開園」とありましたのでイザとなればタクシーがあると思い駅前(ホテルも駅前にある)のバス発着場に向かうと、列を作って待っている人達が沢山います。
考えてみたら、私が見ていたのは「観光定期バスの時間表」であり、並んでいたのは「通勤・通学」の一般路線バスの時間表です。列の後ろに「案内所の人」がおり、予定していた「まちバス」は「土・日・祭日用」であり、今日は運営していませんとのこと。北鉄バスの「1日フリー乗車券」(500円)を買えば、「乗り放題」(後で考えたら)ですとの説明で、買っている内にバスが到着しました。(「後で考えたら」乗車するときに「整理券を取るように」注意されました)
私は耳が少し遠い(言葉が聞き取りにくい)ので、家内が買った「1日フリー乗車券」の時の「金沢周遊のルートマップ」(パンフレット)のバス停の名前と運転手のマイク放送のバス停の名前をチェックしていたのですが、微妙に異なり(兼六園は付くのですが後に続く地名が異なる)迷っている内に公園が遠くなり、隣の高校生に「(金沢駅)を回ってここに来るんですよね」(東京の山手線のイメージ)と聞いたら「いえ、来ません」との返事に、慌てて降りようとしたら「お金を払うように」請求されました。
ここで初めて、一般の路線バスに乗車したことに確信しました。(運転手さんは、(私らが)勘違いをしたようなので「1日フリー乗車券」をお見せして降ろしてくれました)
くどいようですが、私らがみていたのは「観光用バスルートとバス停の名前です」。金沢周辺の住民たちが利用する「バスルートとバス停の名前」のパンフレットは当然置いてありません。人々は目には映っている(網膜に)のですが、脳に住民の人達の生活の事が意識にありませんでした。
改めて、観光用の「金沢周遊」を整理しますと、
1.兼六園シャトル : 20分おき
1.金沢周遊(左回り) : 15分おき
1.金沢周遊(右回り) : 15分おき
1.「まちバス」(土・日・祭日)
1.一般路線バス
(番外).「1日フリー乗車券」 1日フリー乗車券利用可能エリア(注意書き)
1.路線バスにご乗車の際は、整理券をおとりください。
1.利用可能区間・運賃200円)を超えて乗車された際は、別途エリア外の区間運賃
をいただきます。
(指定エリア内バス運賃200円との差額ではございません)
※ 私らの場合は、220円の表示でしたから20円追加ではなく、220円の支払いになっ
ていた。
※ JRバス・まちバス・金沢フラットバス(4つのコースがある)・金沢ライトアップバス
(土曜日運行)には使えません
△ 弥次喜多珍道中を書くのが目的ではなく、「内側からの視点」だけでなく「外側からの
視点」をコーディネート(物事を調整すること。間に立ってまとめること)する人が必要
と感じたからです。
大きなことを言えば、新国立競技場の問題もオリンピックが絡まなければ、管理運
営する日本スポーツ振興センター(JSC)だけで決定しています。(最もオリンピックが
なければ建設問題も起きませんが)マネージメント不足であり、リーダーの育成も急
務です。
マネージメント 【management】 目標、目的を達成するために必要な要素を分析し、成功す
るために手を打つこと
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【加重平均と単純平均】
例えば、株式を購入した時は一株あたりの単価を算出しませんと利益(損失)の境目が分かりませんから加重平均です。
今回は、都市銀行が関東ブロック(77%)、近畿ブロック(72%)ダントツであり、そこに住んでおられる住民は平均53%と聞くと開きがあり実感がわきません。一方、北海道・九州ブロックの人達も都市銀行(20%前後)が平均55%と聞くとピンときません。
金融サービスの全国一律はそこそこの満足感に終わり、その地方に合った金融サービはその地方の住民に聞くのが一番です。その上で知識を「知恵」に昇格しなければ生きた材料になりません。
第1章 個人における金融機関や銀行の利用実態と評価
1-1. 個人預貯金口座を持つ金融機関と(最も利用する金融機関)
個人預貯金口座を持つ金融機関 個人預貯金口座を持つ金融機関
北海道 関東 近畿 九州 全国平均
都市銀行 19% 77% 72% 23% 53%
地方銀行 61% 36% 40% 86% 55%
信金・信組 17% 16% 20% 11% 19%
第二地銀 29% 5% 7% 10% 9%
グラフ―12:
第1章 個人における金融機関や銀行の利用実態と評価
1-9.銀行との取引内容の実施形態 振込と残高照会
都市 地方 第二 ネット 他の 信金 農協 ゆうちょ 他の金 平均
銀行 銀行 地銀 銀行 銀行 信組 漁協 銀行 融機関
銀行の窓口 16% 19% 21% 7% 9% 28% 36% 21% 14% 18%
銀行内のATM 51% 60% 58% 18% 27% 53% 42% 61% 44% 54%
コンビニのATM 11% 13% 11% 12% 24% 9% 14% 9% 7% 11%
ネットバンキング 40% 24% 21% 79% 61% 22% 26% 23% 23% 32%
モバイル 2% 1% 0% 4% 0% 1% 0% 1% 2% 1%
スマートフォン 5% 2% 0% 4% 9% 2% 0% 2% 0% 3%
テレフォン 0% 0% 0% 1% 0% 0% 0% 0% 0% 0%
1-9.銀行との取引内容の実施形態 振込と残高照会
都市 地方 第二 ネット 他の 信金 農協 ゆうちょ 他の金 平均
銀行 銀行 地銀 銀行 銀行 信組 漁協 銀行 融機関
銀行の窓口 7% 7% 9% 5% 0% 8% 8% 6% 9% 7%
銀行内のATM 59% 59% 66% 69% 33% 30% 70% 66% 69% 62%
コンビニのATM 18% 25% 20% 27% 36% 17% 12% 16% 16% 20%
ネットバンキング 40% 25% 21% 80% 52% 21% 26% 23% 21% 32%
モバイル 3% 1% 0% 5% 6% 1% 0% 1% 5% 2%
スマートフォン 7% 3% 0% 7% 6% 2% 2% 2% 2% 4%
テレフォン 0% 0% 1% 0% 0% 1% 0% 0% 0% 0%
1-9.銀行との取引内容の実施形態 振込と残高照会
上位4業態 実施 全国平均
振込 残高照会
銀行の窓口 18% 7%
銀行内のATM 54% 62%
コンビニ・スーパー内のATM 11% 20%
インターネットバンキング 32% 32%
グラフ: