デザインは何のためにあるか？

駅のホームにあった自販機の表示。

デザインは人の生活を良くするもので、デザイナーのつくりたいもの、表現したいものは二の次・・・というかそんな意識は捨てないといけない。

これはまさにデザイナーが自己満足でマークかピクトをつくりたかっただけで、人のためになっていません。

「冷、温」もしくは「COLD、HOT」は誰でも想像つくけど、「このマークと色でわかってもらえるに決まってる」なんてのはデザイナーの独りよがり。だからデザインは飾りと捉えられて、お金を払う必然性もなく、価格競争に陥ってしまうのです。

本当のデザインは人の生活を良くする、さらには幸せにするための意義ある仕事というのを忘れないようにしたい。でも、それの意識が抜け落ちたものに関してはデザインと呼ぶつもりはないし、淘汰されていくことになるんだと思います。

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