今年は爬虫類のイベントに割と申し込めたので、準備やアフターケアで忙しいです。
11月にはぶりくら市もあるのでそろそろ宣伝をしていかないと、全く売れないということも大いにあり得ます。
一度くらいは売れすぎて困るとかお問い合わせいただいたけど品切ればかりで申し訳ないという経験をしてみたいものですが、扱っているのが人気種ではなくさらに高額とくれば望むべくもありません。
ではなぜ人気種を扱わないのかということですが、自分自身の興味と時間やスペースの問題からこのような現状になっています。
業としてやっているので販売のプロでありお客様の要望に応えていかなければいけないとは思うのですが、どうしても販売のために殖やすというのは自分のスタイルとしては違うと思ってしまうのです。
自分の性格として割と広く興味を持つのでトカゲ、ヤモリに関していえば何でも飼ってみたいというのはあり、過去にはいろいろな種類を飼ってきました。
しかし殖やすとなると手間やスペースの問題が出てきて種類を絞る必要に迫られます。
そうなると優先順位で好きな種からとなって、レオパ、クレス、フトアゴなどには手を出せなくなってしまうのです。
自分の好きな種の傾向としては、形のカッコいい種か綺麗な種と単純です。綺麗ならば改良品種のが綺麗だろうと思われるかもしれませんが、自然の姿が好きなので体型や色などもワイルドの個体に憧れがあります。なので繁殖させるときもなるべく綺麗な種親を使いたいとは思いますが、選別交配しようとはあまり思いません。
この辺りは個人の好みなので、飼育される方がそれぞれ自分の思ったように楽しめばいいと考えています。
殖やしている種でも人気のアルマジロトカゲなどはいますが、これなども人気になる前から飼育していたもので、かつ今は相場価格が高騰しすぎてなかなか売れません。
安くすれば売れるのではと思われるかもしれませんが、自分ならこれくらいで買うというような思い入れを込めた価格設定なので、お客様とギャップがあるのかもしれません。
種親などはすべて小売店から購入しているので、次の補充のためにもなかなか思い切った価格が出せないことはあるかと思います。
しかし気に入って殖やした種に興味を持っていただけるお客様には、応えていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いいたします。
