カントリーマアムの食感となってしまったビスコッティ。

再挑戦の前に情報収集した結果、敗因がなんとなく分かりました。私が参考にしたレシピでは、180℃で20分、切った後の2度焼きも180℃で15分でした。

 

が、ビスコッティで検索していた時に何故かグーグル先生が引っ掛けてきたネット小説で主人公がまさにビスコッティを焼いていて、「二度目は温度を下げてじっくり焼いて水分を飛ばす」という記述があったのです。

 

あ、なるほど。

ビスコッティは水分を飛ばすことであの硬い食感を出している訳だから、高温だと、水分が飛ぶ前に火が通ってしまうのか。小説なので具体的な温度や時間は書いてなかったけれども、凄く参考になりました。

 

なので、今回は二度焼きの温度を160℃に下げて、様子見しながら焼いてみたところ、よっしゃOK

食べるとボリボリ、バリバリと音がするかた~いビスコッティが焼けました。そう、この顎が鍛えられそうな堅さを目指していたのよ😂

 

ついでにカントリーマアム・ビスコッティももう一度160℃で焼き直してみたら、無事、堅焼きビスコッティに変身

そうか、低温でじっくり、水分を飛ばすのがポイントだった訳ね。納得。

 

参考までに上手くいったレシピ

【基本の生地】

小麦粉100g

重曹指で2つまみ

卵1個

砂糖30g

食用オイル10cc

【フレーバー】

《コーヒー》

インスタントコーヒー大さじ山盛り1

焙煎コーヒー豆7粒(包丁で荒く砕く)

胡桃5個(ロースト後、包丁で荒く砕く)

ダークチョコチップ5g(包丁で荒く刻む)

《フルーツ》

角切りドライフルーツ30~50g

《チョコ》

ココアパウダー大さじ山盛り1

チョコチップ15g(包丁で荒く刻む)

 

【作り方】

1.オーブンを180℃で予熱。

2.卵と砂糖と食用油を大きめのボウルに入れて、砂糖の塊がなくなるまで泡立て器ですり混ぜる。

3.小麦粉と重曹(ココアやインスタントコーヒーなどのフレーバーの粉類も)をボウルにふるい入れる。

4.ゴムべらを使って切るようにして全体をよく混ぜる。

5.固形のフレーバー(チョコチップ・ナッツ・ドライフルーツなど)を加えて、固形物が生地全体に行き渡るように更に混ぜる。

6.粉っぽさがなくなって生地がまとまったら、クッキングシートを敷いた天板の上に生地を置き、高さ1cmくらいの長方形に成形する。(手に少量の油(分量外)を馴染ませてから成形すると、生地が手にくっつきにくい。高さは出来るだけ均一に)

7.オーブン(180℃)で15分焼く。

8.焼けた生地をいったん取り出して、1cm幅に切り分ける。

9.断面を上にして天板に並べ、160℃で15分、上下をひっくり返して更に10分焼く。

10.網などの上に置いて完全に冷ましたら、密封容器で保存。

 

小麦粉は出来上がりの食感に多少違いが出るみたいですが、薄力粉でも強力粉でも、何なら、米粉やコーンミールなんかでもOKらしいです。ちなみに、私は薄力粉と強力粉を7:3でブレンド。

食用オイルもオリーブ油とかサラダ油とか何でもいいみたいだったので、私はオリーブ油使用。バターの場合は10gを溶かして使用するっぽいです。

コーヒーフレーバーは苦味が強そうだったので、はちみつと黒砂糖を足して全体で糖分40gに調整しました。