へーちゃん汗2・・・というより最早、ミミズZ汗のように僅かばかりのボーナスが今年も出ました。

新聞なんかで夏のボーナスの平均とかの記事を目にする度に、

「ソレ、ドコノクニノオハナシデスカ?」

と思わず片言の外国人になってしまうくらいに、超ささやか少なもんですが、でも出たのは出た。

 

なので、昨日、両親に夕ご飯を御馳走に行ってきました。

前にネットで見つけて気になっていたお店。二丈深江の「ウッチーノ食堂」。

 

その前に・・・。

父が糸島にある家具工房に用事があるってことだったので、ついでに糸島に行こうかということになって、昼過ぎに実家を出て都市高速は使わずに一般道をとろとろ走って、糸島へ。

まずは二見浦の外れにある「LINO CAFE」でお茶。

 

前庭が綺麗で、店内から目の前の玄界灘が綺麗に見えるロケーション。数種類あるジェラードもなかなかおいしい。

ただ・・・。アイスコーヒーがアメリカンだったのが無念。私は濃い目の方が好きなもので。

カフェを出て、父が用事があるという家具工房を目指したのですが残念ながら本日休業。お盆前の連休だもんね。休業してるかもって思いつつ行ったので、特にショックガーンではないですけど。

 

夕飯の時間まで間があったので、スマホで検索したパン屋さんに行ってみたり(ここもお盆で休業だった)、前原のハーブレストランに寄ってみたり(マヌカハニーを買いに行ったけど、取り扱いを止めていた)、しつつ時間を潰します。

因みにそのハーブレストラン。田んぼ田んぼの広がる田園地帯の真ん中にあります。ログハウス風の作りはお洒落で、裏にハーブガーデンなんかもあるし、料理もリーズナブルで美味だしかなり高ポイントの良いお店なのです。

ただ1点。

すぐお隣に牛舎があって、駐車場からお店の玄関まで牛さんウンの匂いに包まれることを除けば・・・。店に入ってしまえば大丈夫なのですが、美味しい食事に満足してうきうきと店を出た途端に、現実に戻されるというか、冷静にさせられるというか。何故、牛舎の隣に建てたと店のオーナーにまじで問いたい。

 

閑話休題。

 

本日の主目的地、「ウッチーノ食堂」は福岡から唐津に向かって唐津街道を車で走った場合、「二丈温泉 きららの湯」を過ぎてすぐの「二条交番前」の信号を右折してすぐの左手側にありました。

周辺は住宅地ですが、お隣は焙煎珈琲のお店(雰囲気的にミニカフェも併設してそう)で、前はスウィーツとパンのお店とその一角だけ飲食店が集まっています。

ディナータイムは18時からなのですが、到着した時、17:57分。玄関は鍵がかかっていて、父曰く、

「呼び鈴もない」

ま、あと数分だし、時間になったら開けてくれるだろうと隣の珈琲屋さんを伺ったりしつつ待っていると、田舎にはよくあることですが、18時とともに町中に時報代わりの音楽五線譜がスピーカースピーカーで流れ始めました。直後、玄関が開きます。なるほどねうんうん。町中に響く18時の音符を合図に店を開けるわけか。

 

玄関に和家具。

玄関わきに火鉢のある個室。

廊下の奥がメインダイニングです。

 

コースは2日前から予約するシステムだったので、今日はアラカルトで注文。

前菜は茄子の和風マリネとカリカリジャガイモのローズマリー風味にしました。

 

季節のスープは枝豆のポタージュ。熱々で美味しい。

 

パスタは「イワシとドライトマトのペペロンチーノ」。取り分け前に写真を撮り忘れたので、取り分けた直後の写真です。

オイルサーディンの塩気が効いててすごく美味しい・・・、が、辛い辛っ!!!。ペペロンチーノは辛めが基本だけど、辛みがきつめの味付けでした。辛いのに比較的強い私でもかなり辛いと感じたので、辛いの苦手な人はここのペペロンチーノは止めといた方が良さげ。味自体は美味しいので、辛いの平気な人にはお勧めです。

 

リゾットはボルチーニ茸のチーズリゾット。

チーズリゾットの割にはしつこくなく、思ったよりもあっさりしていました。

 

メインは思いっきり写真を撮り忘れたのですが、魚はイサキのロースト・ビネガーソース。

お肉は父のリクエストで和牛もも肉のガーリック風味ロースト

ついでにアンチョビバタートーストも追加で頼んだけど、これは失敗Q*でした。美味しくなかったという意味ではありません。ものがアンチョビなので好き嫌いはあるかもしれないけど、私は好きWハートな味。しかし、バターとアンチョビがけっこうずっしりとお腹に来るパンだったので、メインと一緒に食べるパンとしては失敗だったと反省しました。味のついていないシンプルなバゲットにするべきでした。

 

ドリンクは下戸一家なので、母がクランベリージュース、私が自家製ジンジャーエール。父がホットジンジャーのソフトドリンク攻撃。一般的なイタリアンのお店に比べてソフトドリンク類が充実しているように感じたのは車での来店が前提っぽい田舎レストランだからかもしれません。車だと、酒好き一家でも運転手だけは呑むわけにはいかないですしね。

ジュース類も総じて甘さ控えめ。食事の邪魔をしない大人の味でした。

 

ここまでですっかり満腹。

食後の珈琲は帰りに喫茶店で、ということで、お店を出ました。因みにお会計はトータルで「人の上に人を作らず」のお方諭吉から硬貨100円のお釣りが戻ってくるくらい。

 

帰りに警固の「IENAコーヒー」に寄って、完熟プラムゼリーとビターブレンドの珈琲を楽しんで、本日のお食事ドライブは終了です。

 

LINO CAFE

住所:糸島市志摩桜井 4407
TEL:092-327-1847

 

ウッチーノ食堂

住所:糸島市二丈深江568
TEL:092-325-0796

 

IENAコーヒー

住所:福岡市中央区警固2−12−20

TEL:092-982-1007