三日間で、デミ男の総走行距離1079km。夕飯を取った広島で給油した時点での走行距離は797km。それで給油量は27.27l。燃費は29.2km/l。
長距離を走らせたら、うちのデミ男は本当に優秀。よい男でございます。
帰り着いたのは日付が変わった5/2の午前1時。さすがに身も心も疲労困憊でトイレと飲み食いする時以外はベッドで屍と化して過ごしました。
さて、旅行三日目ですが、皆生温泉の「菊萬」を辞した後、目指すは水木しげるロード。片側二車線のほぼまっすぐな国道を快調に走っていたところ、突然、渋滞に巻き込まれました。
5/1はGW期間中でお休みのところも多いとはいえ、暦の上では平日。通勤ラッシュ? と最初は思ったのですが、時刻は9時近い。普通の会社は9時始業だから通勤ラッシュにしてはちょっと遅いし、福岡の三号線でも通勤でここまで渋滞はしないから、米子-境港がそれ以上渋滞とか考えられないし、もしかして事故か、と予想していたら案の定、なんと4台玉突き事故で1車線封鎖されていました。真ん中の二台はどうみても廃車コース。前後完璧に潰れてました。くわばら、くわばら。
事故渋滞を抜けると再び快調に走行して、ほどなく水木しげるロード到着!
丁度、お店が開店し始めるくらいの早くに来たので観光客もまだまばらです。商店街の道筋の妖怪像をきゃっきゃと眺めながら、水木しげる記念館に向かいます。ここには二回目なのですが、昔と展示が変わっていて二回目とはいえ楽しめました。
ねずみ男とツーショット。
ご存じ、一反木綿、ぬりかべ、子泣き爺に砂かけ婆。
その後、旅館で割引券を頂いた「妖怪倉庫」に向かいます。
妖怪倉庫ってどんなだろうと思ったのですが、怖くないお化け屋敷。怖くはないけど、展示の妖怪の仕掛けが凝っていて、なかなかに楽しめました。
水木しげるロードには「妖怪神社」も設置されていました。
ま、なんちゃって神社なのは分かっちゃいるんですがね。御朱印サービス開始してくれないかしら? というか、これだけ境港の観光業に貢献しているんだもの、真面目に水木しげる氏を祀った神社が建立されてもいいと思うのですよ。もともと、日本の神道はそういうものでしょう?
水木しげるロードを堪能した後、向かうは鳥取花回廊。
大山の麓にある巨大な花のテーマパークです。ここがかなり広くて充実しているので、花好きな方にはなかなかのお勧めポイント。
中心部に温室ドーム。そこを囲うように巨大な円形の回廊があるつくりです。回廊からドームに向かっては谷になっていますので回廊からの眺めも良く、回廊の外側にも、花の丘、ハーブ園、森を散策できる遊歩道などが整えられています。入場料1000円もこれだけの施設にしてはリーズナブルだと思います。一日中いても楽しめるくらいのよいところです。
疲労困憊したけれども、天候にも恵まれて良い旅行でした。