旅行二日目。

まずは松江城。

20170430_松江城

 

松江城は黒っぽい外観が武骨で質実剛健な印象です。

どこのお城もそうですが、内部の階段は急で怖いのなんのって。

 

松江城をゆっくり見学した後、小泉八雲記念館と旧宅を巡ります。お堀のそばの武家屋敷は改装中で見学不可。残念。

 

松江城下を見学したあとは大根島を目指します。大根島は宍道湖の隣、海と繋がったほとんど湖な湾の真ん中にある島で牡丹の生産地として世界的なシェアを誇る島。GWは牡丹祭りが開催されています。

そこにある日本庭園、由志園が目的地。苔の美しい日本庭園です。ここも牡丹祭り中。

20170430_由志園似て

背後のピンクは牡丹です。ここ、普段は池なのですが牡丹の花をこれでもかと浮かべているのです。牡丹祭りのシーズンにここに来たのは2回目ですが、前はここまでやっていなかった。年々、演出が派手になっているとみた。

 

牡丹祭り中ですからこれでもかと牡丹があるのですが、山ほど撮った牡丹の写真から数枚をご紹介。

20170430_由志園牡丹1

珍しい金牡丹。

 

20170430_由志園牡丹2

由志園内の牡丹庭園

 

花びらの形がちょっと見ない、珍しい牡丹。お前は時計草か?

20170430_由志園牡丹3

 

大根島には他にも中国庭園をはじめとした牡丹園がいくつもあるのですが、由志園だけでおなかいっぱいになったので、美保関に行くことにしました。

恵比寿神を祀った神社としてはどうも格式が高いらしい美保神社は予想を裏切る立派な拝殿でした。ごめんなさい。もっとしょぼいと思っていました。

その先の美保関の灯台で、とても面白い神社を発見。

20170430_美保関

ご祭神は沖之御前と地之御前。聞いたことがない神様ですが、この神社の特異なところは鳥居の先にいきなり賽銭箱があってその向こうに海が広がっていること。つまり、拝殿がありません。これはつまり、この神社の御神体は林の間から望める海そのものだということです。奈良の大神神社も確か、三輪山自体が御神体だと聞いたことがあります。こんな風に自然そのものを御神体とする神社があるということは知識として知っていましたが、ここまでダイレクトにそれを実感できる神社は初めてです。この神社を見られただけでも、美保関に来た甲斐があったってもんだと寺社好きの私は大興奮してしまいました。

 

本日のお宿は皆生温泉の菊萬。実は前日の玉造温泉より3000円近く安いのですが、料理・お風呂ともこっちのほうが充実。

20170430_菊萬夕食

 

温泉の質そのものは甲乙つけがたいのですが、部屋にマッサージチェアがあったり、浴場に足揉みマシーンがあったりと設備がよろしい。この宿は値段の割りに充実した非常にコスパのいいところでお勧めです。