本日は「はこゆず着物市」に出店させていただきました。
先日作成したばかりの新作帯留・夜桜シリーズのうち、「望の月
」は早速お嫁に行きました。
ところで、先週、久留米で開催された「ななゆず着物市」でFacebookにアップされていた写真を見た時から、好みドストライクでやばいなぁ、欲しいなぁと思っていた着物。
とはいえ、アンティークだから状態が悪かったり、裄や丈がつんつるてんの可能性もあるし、まぁないだろうなと考えていた着物の実物を今日見ました。
そんで・・・、買っちゃいましたよ ドストライク過ぎて。
一度仕立て直してあるらしくて、裏地は綺麗だったし、虫喰いも見当たらないし、裄、丈ともジャストサイズ・・・とはいかなかったものの、充分許容範囲で着られるサイズだったし・・・
柳色の縮緬に、甕覗き、千歳緑などの青から緑で更紗文を描き、間に鳳凰と橘を描いたもの。更紗文の中には柘榴もあります。
鳳凰はちゃんと鳳(オス)と凰(メス)がいます。
カメラがしょぼくて(というより私の技術?)、地の色がえらいこと違って見えますが、同じ生地です。上のとさかがないのが多分凰(メス)。下の橘と一緒に描かれているとさかがあるのが鳳(オス)だと思われます。
地の色はこっちの写真の方が近いけど、もう少し明るくて青みがある色です。
地の色はものすごくくすんでいますが、橘の赤紫は近い色合いに映っています。
鳳凰と言えば、桐がお約束みたいなのですが、橘&柘榴ってのが意外でした。