先月、が出たので両親に晩御飯を奢ると言っていたのですが、予定が合わずに延び延びになっていたのを本日決行。
ハコイチやはこゆずでお世話になっているハコビル・ハコ町屋のご近所に昨年11月にオープンしたばっかりのフレンチのお店「J'ai Faim(ジェ・ファン)」。
私は行ったことないのですが、ハコイチ主催の出納さんがブログでランチを絶賛していらしたし、はこゆずで着付けをされているみさき先生も先日食べておいしかったとおっしゃっていたし、行きたいなーと思っていたので独断でお店決定 今回は私がスポンサーだもんね~。スポンサー権限さ
ディナーコースは3800円(税別)~。予算に応じてメニューを作ってくれるそうです。
今回は3800円のコースをお願いしました
イタリアンで3800円コースは珍しくないけど、フレンチでこの値段ってかなりリーズナブルでないかい
店内はこじんまり。カウンター席4つと四人掛けテーブルが3つと二人席がひとつくらいだったかなー? 他にお客さんがいなかったせいか、シェフが一人でウェイターまでやっていました。
まず、出てきたのはスープ。
焼き茄子の冷製スープ。ていうか、焼き茄子でスープ
いや、目から鱗でした。美味しいです。これ。食感はごく普通の冷製ポタージュスープ。でもね、しっかりと焼き茄子の味がするのですよ。すごいわ。のポタージュってのが、そもそも発想がなかった。
二品目。冷前菜。
綺麗な写真じゃなくて、すみません。でも、食べかけ写真ではありません いえね、いきなり、クリーム・ブリュレ
ドルチェ
と動揺してしまって、写真を撮る前にカラメル板を割ってしまったのですよ。画像だと分かりずらいかもしれませんが、下のクリーム部がクリームブリュレにしては茶色っぽいです。
これはクリームブリュレではなく、フォアグラとイチジクのテリーヌというか、ムースというか、柔らかいクリーム状の前菜。因みに上のパリパリの板は間違いなくクリームブリュレに乗っているのと同じ甘いカラメル。
ものがフォアグラだけに濃厚で味付けは当然、塩・ブイヨン系。中に忍ばせてあるイチジクの甘さとよくあって美味しかったです。
ただ、個人的な好みを反映した上での見解ですが、上のカラメルはいらなかったかも カラメルを混ぜて食べるより、下のクリーム部とカラメル板を別々に食べた方が、私は美味しかったですもん
お次は温前菜です。地蛸と白身魚を薄ーいパイ生地で包んで揚げたもの。写真では見えませんが、下にピリ辛のトマトソースが敷いてあります。添えてあるグリーンサラダのドレッシングはヨーグルト風味。
食感は春巻きっぽい。でも春巻きよりあっさりしています。
うん、これも美味しい
次はメイン。
金目鯛の皮の赤とソースのグリーンの対比が鮮やかで、見た目がまず華やか綺麗 鯛の上に載ってるのは花紫蘇の穂、シーアスパラガスという初めて食べるお野菜にライムの薄切り。シーアスパラガスはオカヒジキみたいに細くてシャキシャキした食感のお野菜です。海水を撒いて育てているそうで、野菜それ自体に仄かな塩味があります。
ちなみにパンもバケットではありませんでした。
次はお肉のメイン。
青森産のバルバリー鴨のロースト。バルバリーって何ぞやと質問すると鴨の種類だそうな。
付け合わせの焼き野菜はしし唐、おくら、インゲン、アスパラ、茄子、プチトマト。
鴨って、5mm以下のそぎ切りにしたお肉しか食べたことなかった私は、まず肉の厚みに感動(確実に1.5cmはあった)。ソースはバルサミコ酢ベースだと思われるちょっと甘みのあるもの。
鴨肉が歯ごたえがあるけど柔らかくて、噛むほど肉から旨味がにじみ出てきます。
ラスト。ドルチェとアフタードリンク。ドルチェは今度こそ、紛うことなきクリームブリュレ
ただし、マンゴーのブリュレだそうで、確かに果物が入った分、スタンダードなクリームブリュレよりさっぱりしています。
気になっていたお店の名前をシェフに質問してみました。フランス語だと思うけど、意味が全然見当が付かなかったのです。
「お腹が空いた」とか「腹ペコ」という意味だそうです。シェフの口癖が、
「腹減った」
だそうで、そこから店名をつけたのだとか。
さんの看板が目印。
3800円のコースでこの内容なら、大満足です。
J'ai Faim(ジェ・ファン)
住所:福岡県福岡市東区箱崎3-13-2 アーバンビュー21 1F
TEL:092-632-1123
不定休の為、TELまたはFacebook等で確認するのがお勧め。