楠カフェを出まして、今度はスウィーツに行くかと向かったのは猪野。
猪野神社の近くに天然酵母のパン屋さんと「一白」というカフェがあるというTさん情報で、ちょっくら探しに行ってみました。
パン屋さんはわりとあっさりと発見。でも閉まってた
っていうか、年末は21日から休みって休み長っ
しかし、カフェが見付からない。細い小路にも入ってみたけど見つからない。
スマホナビを起動させて検索したところ、おーい、広島のお店をナビしだしたゾ ま、広島まで突っ走るわけにも行かないし、別の店に行くか。
ということで、Tさんが散歩途中で見つけた謎のカフェに行くことに。
お洒落な外観のカフェ。
これのどこが謎かというと、立地条件と店のコンセプトのミスマッチにありました。
このお店が表通りとか、お洒落な新興住宅街の中にあればずごく自然なんだけどね。
真ん前は消防団の駐車場。斜め前は昔ながらの万屋さんっぽい昭和の香り漂う店舗。
狭い小路を入ったところにあるのですが、小路の入口はテキヤさんです。
なんというか、お洒落とは無縁のどっちかというと下町の風情漂う鄙びた住宅地の奥まったところに、何故にこげなお洒落なカフェがあるとや!? と思わず博多弁のおっちゃんになってしまいました。
中もおしゃれ。作り付けの棚にはウェッジウッドの珈琲カップなんかもちらほら。
ここで、メニューを見て誤算
食べ物(カレー、オムライス)とドリンクしかない。
うーむ、ここは珈琲だけ注文するか、「スウィーツがあると思って来たんです、ごめんなさい」と謝って店を出るか・・・。
ダメ元でTさんが
「スウィーツとかは置いてないんですか?」
と尋ねたところ、お店のお姉さんは、
「ちょっと待ってください」
と奥に行き、
「チーズケーキならお出しできます。ドリンクとセットで600円ですがそれでいいですか?」
お願いします
さて、待っている間にTさんがへ。
戻って来て一言。
「トイレが鬼のようにお洒落」
ほう?
私も行ってみました。
…ここは天神のお洒落なイタ飯屋のトイレか?
いや、いいんですけどね。街中のカフェでもここまではなかなかないゾってくらい小洒落たトイレでございました
メニューにないものを注文した掟破りの私たちに、お姉さんはすごーく頑張って応えて下さったようです。
二切れ、厚切りの
一切れ、
ほぼ半分、
大粒1/4カット、生クリームにたっぷりのチョコソースのかかったレアチーズケーキ
。
珈琲つきで600円なら有難すぎて、申し訳ないくらいです。
うん、いいお店だと思います。立地条件を除けば。
謎が解けて、すっきりいたというTさんとともに、私たちは店を後にしたのでした。