まずは完成した山桃ジャム
瓶の大きさ・形状がまちまちですが、通常サイズ瓶で4、中瓶2の計6個出来上がりました
先週の日曜日にごっそり収穫した分、月~金にかけて会社帰りに十数個単位で収穫した分。
洗って冷凍保存しておいたのを量ったところ、2kgありました
さて、これが熟した山桃。
表面が白っぽいのは冷凍庫から出したばっかりだからです。
大きさは大粒のアメリカンチェリーくらい。ちなみに中の種も同じくらいの大きさです。
さて、2kgの山桃を全部まとめて圧力鍋に投入。さらに上から砂糖200g、レモン汁50ccを投入。(下画像左)
うちの圧力鍋は5Lサイズですが、ぎりぎり、目いっぱいです
あ、念の為ですが、カレーやシチューを作る時はこんな目いっぱいはNGです 鍋に刻んであるMAX線を越えて、汁を入れると、下手したら鍋が爆発
しますから(マジ
です)
ジャムの場合は、熱を加えると半量くらいに嵩が減るのと、実と実の間に隙間があって、正味ではMAXを超えていないからOKなのです。
うん、念の為、念の為。
コンロにかけて、強圧で10分。
圧が完全に抜けてから蓋をあけると(画像右)、この通り。嵩は半分になりました
さて、この状態はまだコンポートです。ジャムではありません。
で、山桃ジャムはここからが戦い
そう、種を除かなければなりません。山桃の種は表面がつるんとしたサクランボの種と異なり、丁度、桃のように果肉が種にへばりついています。
生の状態で種を除くのは大変なので、一度、煮てから種を取り除くのです。
その方法はというと、
1.金網の味噌漉しに果肉をまとめて投入。
2.味噌を漉す時の要領で、味噌漉しに押し付けつつ、実をざっと潰す。
3.潰れた実を取り出して、手で種の周りの果肉をこそげ取る。
午後5時5分に初めて、終了が6時15分。
長い戦いだった・・・
下が、その成果(左)と産業廃棄物(右)
圧力鍋に残ったシロップも加えると、こんなです。
トマトソース?
ここに砂糖200gを追加投入。
ジャムの甘さの好みは人それぞれですが、山桃2kgに対しては400gが最低ラインです。
コンロにかけて、弱火で煮るべし、煮るべし
ある程度、煮詰まったところで味見。
酸っぱいので、砂糖
目分量で入れたけど、多分100gくらい。
その間に、ジャム瓶を準備。空き瓶と蓋を圧力鍋に入れ、ひたひたにお水を入れて火にかけ、煮沸消毒。
瓶も中身のジャムも熱々のうちに小分けして、蓋を閉めてしまいます。
で、最初の画像に戻ると。
実家、弟、友人にもおすそ分け出来る量が作れました めでたしめでたし