髪が長くなってうざくていい加減にどうにかしたかった。
でもずーっとほっといたんだけど、あるタイミングで閃いた。
堂上篤っぽい髪型にして本屋で万引きしてる女の子を捕まえて王子様って呼ばせればいいんじゃね?
すげー俺天才だわ。完璧すぐる。これでアンコにシロップをかけたような生活きたこれ。
善は急げ、フンハフンハと鼻息荒く髪を切りに出かけ、意気揚々と椅子に座り「堂上篤風に」と言いかけたところで。
鏡を見た。
家にあるようなのではなくて、全身が映る大きい鏡。しかも鏡の中の自分と目が合った。
おめーが堂上かよ。冷静に考えてありえないだろ。髪型だけ似せたって髪形しか似ないじゃねえか。王子様なんて呼ばれてみろ、嘲笑とともに呼ばれるだろうよ。
いや、鏡ってのはいい仕事するわ。
やっぱちょっとぐらい大きい鏡は必要だね。
ようやく正気に戻った私は、さて、どうしたものかと周囲をきょろきょろ。
チャンピオンが目に入る。今たぶん一番面白い週間漫画雑誌。
ああ、じゃあ秋山醤で。
ってことで先週からの秋山醤の髪形になりました。あれにメガネをかけた感じ。あんな悪人顔でもないけど。
中学生以来の髪型だわー。あれ、私ってこんなにでこが広かったっけ…?いやいやまさか。昔からこんなもんだったってば。中学生のときはメガネかけてなかったし、それでちょっと印象が違うだけだよ。うん。
さっぱりした。