『鴨川ホルモー』に続いて読了。
やべぇおもしろい。『鴨川ホルモー』よりおもしろいといってもいい。
私の好物が題材だったことを差し引いて勘定してもこれは得点が高い。好物なのは前作の方も好物だけど。
ちなみに『鴨川』の時はテレビをつけラグナでログインしつつ読んだけど『鹿男』ではテレビも消しログアウトしてコタツの出力も若干下げて読んだ。正面から読む気になってた。
なんというか、緩急のつけ方が素晴らしいんじゃないでしょうか。
「壮大な構想、緻密な構成、躍動するディティール、散りばめられたユーモア」
というのは帯に書いてある宣伝文句だけど、これは正にそう。「渾身の書き下ろし590枚」ってことだけどこれも渾身というのもさもありなん。多少冗長かとも思いきやそうでもない見事な…いやいやいやこれはおもしろい。
剣道パートの描写もすごく良いんじゃないかと思う。わたしゃ剣道やった事が無いけど試合が目に見えるような、手に汗握る感じで。
ラストもちゃんとハッピーエンドですばらしい。全部きちんと収まるところに収まった感じがしてすごい素敵。
今日の時点で断言できる。ドラマがこれを超えることは無い。見なくてもわかる。だいたいこれのどこをどう端折れば1クールに収まるっていうんだ?それにいま知られているキャストだけでも相当歪んで充てられてるのが見える。なんだ藤原君が女って。かりんとう兄弟がすでに死んだじゃないか。まあ見るけど。
今年はすでにいい本を読んでしまったなぁ。まだ1月も始まったばかりなんだが。