父の日に財布をプレゼントしました | こだわってるような そうでもないような

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今年75歳の父に財布をプレゼントしました。財布を持って外出できるくらい元気でいてほしいという願いを込めて。お父さんの使い方なら少なくとも15年、フツーに20年は使えると考えているので、お父さんは頑張ってください。

 

 

プレゼントしたのは↑のものです。ココマイスターのブライドル インペリアルパースです。お値段30,000円でした。シンプルで頑強な革財布がよかったので、ブライドルレザーのものを選びました。ぼくの好みで内側は別素材(ヌメ革)です。ブライドルレザーといえばホワイトハウスコックス(現べオーマ)やグレンロイヤルエッティンガーなどの英国ブランドが有名ですが、今回は国内メーカーのものを選びました。他の候補としては少し毛色が違いますが万双を検討してました。

 

 

通販で注文したらこの状態のものがパンフレットと一緒にダンボールに入ってました。リボンを解くのも気が引けるので、中身のチェックはせずにこのまま渡しました。今になって思えば充分立派な箱に入ってるし、よく見てからリボンなしで渡しても問題なかった気がします。

 

 

実物を見ることなく注文したのですが、予想していた以上に革の質感は良かったです。ブルーム(革の表面に染み出したロウの模様)もほとんどなく、はじめからつやつやです。革のキメも細かく、こんなに上品なブライドルレザーは初めて見ました。まあ、見たことがあるのは先に挙げた英国3ブランドと他数点だけですが。

内装のヌメ革もキメが細かく、色ムラなどはありません。上品です。

全体的な佇まいも良いと思います。普通はいくらか歪みがあって、置いたときに微妙にズレたりするものですが、この財布はそれが見られません。素晴らしい。

それだけに、小銭入れのカブセの縫製が残念でなりません。微妙に波打っていたり、縁返しが繊細でなかったり…。多くの海外メーカーに比べれば充分に繊細なのですが、他の部分の質感の高さからすると、もっと上のレベルを期待せずにはいられません。

とはいえ、良い財布だと思います。次の自分用候補の筆頭です。