エンディングパーティー | 英国MBAへの挑戦ブログ

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イギリス(スコットランド)の大学院(ビジネススクール)でMBAを目指すことになった40代男の冒険記録です。

 去年、最初に会ったMBAクラスメートはスペイン人のRだった。MBAが始まる前の英語準備コースのとき、大学の寮が同じだったので。そのRが今僕のアパートに3日ほど居候していて、明日にはスペインに帰っていく。初めて会ったのも最後に別れるのもRということで、彼との縁は最も深かったのかも知れない。スペイン人なのに、闘牛とかフラメンコには全く興味がないという、素朴でいいやつ。

 

 そして今夜、大学近くのホテルでMBAのエンディングパーティがあった。クラスメートたちと過ごす最後の夜、本当に楽しかったし、貴重な時間だった。最も親しかった台湾人のMを含む数人は欠席となってしまったが、大半のクラスメートが参加し、別れを惜しんだ。

 

 30人という少人数クラスで1年間を親密に過ごした仲間たちが、明日からもうそれこそ世界中の国々に散らばっていく。そして恐らく、大半のメンバーとは一生の別れなのかも知れない。けど、こうして世界の色々な国に親しい知り合いができたというだけでも、どんなに貴重な1年間だったろう。それと、そういう機会を提供してくれる英国の大学にスゴさを感じる。

 

 さて、明日はRとも別れ、僕は6日間ほど、プラハなど中央ヨーロッパの街を一人旅してくる。一旦グラスゴーに戻るので、最後にまた大学を見に行くこともできるはず。そして再来週にはついに帰国となる。約半年ぶりに妻子に会えるのがほんとに嬉しい。登山でいえば、山頂に到達したという実感は正直イマイチない気がするが、とにかく下山する時が近づいた。