若い頃、
鞄持ちをさせていただいた、
当時、圧倒的に稼いでいた起業家の方は、
私の最初のプロデューサー。
仕事の厳しさと、
プロとしての志と教養、学び続けことの大切さ
自分以外への思いやりと、
愛を与えることの意味を教えてくれた人。
(私ができているかどうかは別として)
特に出逢った人の
その人しかもちえていない潜在能力を
瞬間的に引き出すことが、
天才的にうまかった。
それは単なる
「褒めること」がうまかった、
というより、
相手の才能を見つけ、
それを言葉にして伝える心の届け方が、
尋常じゃなかった。
その方がいつもおっしゃっていたのは、
相手を褒めること、
=
相手を認めてあげることであり、
相手の眠っている才能を
引き出してあげることだ、と。
やってみるとわかりますが、
相手を褒めるという行為は、
相当のハイレベルコミュニケーション。
相手の良い部分に気づける洞察力。
相手の潜在、顕在的魅力に気づき、
そこにフォーカスする視点。
それを伝えるタイミング、
間を知っていること。
それを言語化するスキル。
それを伝える印象力・・・。
そして、何よりも
伝える相手に
「愛」がないとできません。
自分の周囲に、
「相手を褒めること、
=
相手を認めてあげることであり、
相手の眠っている才能を
引き出してあげること」
ができる存在がいる人は、
本当に幸せです。
なぜなら、
自分のまだ見ぬ才能を
引き出してくれるのはもちろん、
自分もその人に感化され、
自分も誰か目の前の人のために、と
伝播していくからです。
人は、自分が見たことも
経験したこともないことは、
できないもの。
だから粋なことができる人は、
粋なことをされたことがある人であり、
手紙を書ける人は、
手紙をもらう嬉しさを知っている人、
なんですね。
私もできていないからこそ、
そんな人に少しでも近けるように、
自戒を込めて。
<自分の信念が
すべての現実を引き寄せる法則NO.527>
相手を褒めること、
=相手を認めてあげることであり、
相手の眠っている才能を
引き出してあげること。
他人に投げかける言葉は、
相手を活かし、
自分も活かされる。
出逢った人に、
自分だけの視点を
惜しみなく与えよう。