「四季の愛欲」
1958年
監督:中平康
出演:安井昌司二・山田五十鈴・渡辺美佐子・楠侑子・桂木洋子
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~あらすじ~
誠実な作家といわれる清水谷暁は母親浦子から金を無心された。
男と熱海へ行くためだ。彼女は近所に住み、時にやってくる。
彼女は男のために小さい暁を捨て、彼が名声を得たのち名乗り出たのだ。
~感想~
ラストが素晴らしい。
別々に進行する、このドロドロとしたお話しを最後どう料理するのか
それともこの調子で終わるのかな。。
と思っていたら ラスト、
笑いました。
これ、コメディ映画ではない と思うのですが
ラストの駅のシーンに
やられたー!という感じ。
ああ、そうくるか!という感じ。
私は電車に乗りながらアイパッドでこの映画を鑑賞していたのですが
ラスト、口を押さえ、声を殺してひとりで笑ってしまいました。
(周りの乗客の方、スミマセン)
ラストだけでなく、
最初から最後まで、観てる人をグイグイ鑑賞させ続ける力が
作品全体にあります。
私風に言わせてもらうと「面白い劇画を読んでる」ような展開でした。
お話し自体は、さほど突飛な筋はなく、
どこにでもあるような話しだと思うのですが
でも鑑賞し始めると止まらなくなりました。
こんな素晴らしい映画に出会えてラッキーでした。
中平康監督って
「誘惑」と「結婚相談」と「街燈」しか観たことなかったけど
私にはこの作品が一番よかった。
この監督の、他の作品も、もっと見たくなりました。
~JustLikeAWomanの勝手な自己評価~
★★★★☆ 星四(よ)っつです!
●
「地獄の剣豪 平手造酒」
1954年
監督:滝沢英輔
出演:辰巳柳太郎・山田五十鈴・宇野重吉
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~あらすじ~(NIKATSUのホームページより)
不治の病と烙印を押され生涯の望みを絶たれてからというもの
死と逸楽にのみ身をゆだね、野良犬のように世を渡り歩く
哀れな素浪人・平手造酒。
~感想~
どんなに病気がひどくても、どんなに酒に酔っていても
戦う場面になると、とたんに強くなる平手造酒!
そんな馬鹿な〜 と思うけど
さすがタイトル通り「地獄の剣豪」
カッコいい。ダークヒーローですな。
強いから絵になる。
私は
平手造酒については山本周五郎の小説を
昔 読んだことがあった程度で
ほとんど知らないです。
小説では、何をやっても悲劇の人という印象でしたが
映画ではちょっとお茶目。
最後、めった討ちにされて
川原で死体となって発見された平手造酒を見て
山田五十鈴さんが 泣きながら
馬鹿 なんてザマだ それがお前に似合った死にザマだ
馬鹿 馬鹿 馬鹿
と叫ぶシーンがありますが
惚れた女性にこんなこと言われて死ぬなんて
男としては
ある意味、最高の賛辞かも知れませんね。
~JustLikeAWomanの勝手な自己評価~
★★☆☆☆ 星二(ふた)っつです!
●
その他、最近観た映画
「初姿丑松格子」★★★☆☆ Amazonプライム
子悪魔のような女性を演じていた島崎雪子さんが、
本作では とてもとても可愛そうな悲劇の女を演じていて、
いやー可愛そうだった(涙)
丑松こと島田正吾さんが復讐してくれて スカッとします。
物語自体は「次どうなる?次どうなる?」という展開で
楽しめましたが
島田さんの島崎さんへの最後の態度が
私には 今ひとつ共感できず。。。
なぜ惚れた女の言葉を信じてやらないんだ!
と思わす画面に言いたくなりました。
ラストまで そこが引っかかって
それが評価の減点となりました。
●
「影なき声」★★☆☆☆ Amazonプライム

松本清張の原作を、途中までしか読んでなかったので
「最後どうなるのかな」と思いながら鑑賞しました。
南田洋子さんが素晴らしい。
これまで私が見た南田さんが出演してる映画の中で
一番よかったです。
でもこの映画が良いのは南田さんだけで、
あとは私には今ひとつでした。
初めての鈴木清順監督でかなり期待していたのですが残念。
探偵役とでもいうべき二谷英明さんにも
共感できなかったなあ。。
性格に一貫性が無くて観てて戸惑いました。
●
あと途中挫折した映画ですが
「シャッターアイランド」も Amazonプライム で見ました。
半分まで観て
「もう勘弁してください
俺、精神病の人を「怖い」存在として描いてる映画って
苦手なんだよ。
誰だって好きこのんで病気になるわけない。
どうせ、ラストまで、このまま気持ち悪い感じでしょ?」
とギブアップしたら 子供が 結末を教えてくれた。
ええ!! ●●●って●●●●●だったの?
全部、伏線だったってこと?!うっそー、そんな。。
じゃあ●●●●は●●●なの?
じゃあ●●●は?
あーだから●●●の時、●●●●だったわけ?
ひえー
自分で観れば良かった!!!
(ネタバレのためピーを入れました)
でもこんな映画を見るようになったわが子に
成長したなと心の中で思う私でした。
映画よ今夜もありがとう


