昔の日本映画 勉強会 -20ページ目

昔の日本映画 勉強会

古い日本映画を知らないので、これから一本一本観て記録してゆこうと思います。その他。

1955年
「月夜の傘」
監督:久松静児
出演:田中絹代、宇野重吉、轟夕起子、三島雅夫、茂崎幸雄、飯田蝶子、坪内美詠子、新玉三千代、東山千栄子

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~あらすじ(NIKATUホームページより)~
東京の郊外の住宅地、赤い屋根や新緑の庭木が続く晴れた空ののどかなひととき。
かね子の家にある古い井戸端には近所四世帯の主婦がふらりと集まってくる。

~感 想~
監督:久松静児、原作:壺井栄といえば、私の大好きな映画「早乙女家の娘たち」の監督と原作者なので、かなり期待して観たのですが、、、期待しすぎたようです。

新玉三千代さんが、一軒家をたかだか七年ローン組んでため息ついてるのが違和感あったな。私なんてほぼ一生を住宅ローンに縛られて生きてきた。時代の違いもあるのかな。

東山千栄子さんが、亡きわが子を想い出すシーンは、本当にピアノを弾く少年が見えてくるようで私も泣けました。



映画のタイトル通り、月夜のシーンがいくつかありましたが、(日活特撮部の仕事でしょうか)どれも素晴らしい月夜でした。


~JustLikeAWomanの勝手な感想~
★☆☆☆☆ 星1(ひと)つ、です!!

 

 



1952年
「安宅家の人々」
監督:久松静児
出演:田中絹代、船越英二、三橋達也、乙羽信子

Amazonプライムで観る。



~あらすじ(ウィキペディアより)~
主人公・久仁子は知的障害を持つ優しい夫・宗一を支えながら養豚所を切り盛りする。
幸せな日々が続く安宅家だが、夫の弟・譲二が事業に失敗し安宅家に戻ると、
譲二はあやしげな儲け話に宗一を誘い、譲二の妻は宗一を愛していると言い出し、
久仁子にとって落ち着かない日々がやってきた…。

~感 想~
「月夜の傘」よりは面白かった。

知的障害の夫が騙されたり馬鹿にされたりするのは作り話しとはいえ不快だったな。

俳優さんの演技は皆さん素晴らしいと思いました。

特に乙羽信子さんは凄い。

どんな役にでもその役に完全になりきって。本当に「役者」という感じがする。




~JustLikeAWomanの勝手な感想~
★★☆☆☆ 星2(ふた)つ、です!!

 

 



【補足】

(1)最近観た洋画

2010年『ナイト&デイ』
監督:ジェームズ・マンゴールド 出演:トム・クルーズ、キャメロン・ディアス
面白かった!コメディ&アクション作品。色んなところに伏線があってラストは思わすニヤリ&すっきり。
★★★★☆

 

 



1940年『高慢と偏見』
監督:ロバート・Z・レナード 出演:グリア・ガースン、ローレンス・オリヴィエ
ローレンス・オリヴィエが1952年「黄昏」であまりに可哀そうな役だったので違う彼も見てみたくなり本作を鑑賞。
★★☆☆☆

 

 

 



1950年『イヴの総て』
監督:ジョセフ・L・マンキーウィッツ 出演:ベティ・デイヴィス、アン・バクスター、ジョージ・サンダース
イブって「私は告白する」の、あのアン・バクスター?と突然気がつき、もう一度観たくなり再鑑賞。

やっぱり面白い。

ネタバレになるので詳しく書きませんが、実はすべて「ある人」の仕組んだ物語だったという恐ろしい展開で、ぐいぐい引き込まれる作品です。

ラスト鏡のシーンは最高ですね。
★★★☆☆

 

 



2013年『華麗なるギャツビー』
監督:バズ・ラーマン 出演:レオナルド・ディカプリオ、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートン
原作の小説を読んでも私はまったく面白くなかったが、映画は大変良かった。ラスト、緑のランプ(過去)が遠くなるところで私もタメ息。
★★☆☆☆

 

 

 



(2)マラマッド
前回も書きましたが、最近バナード・マラマッドの小説にはまっています。
といっても図書館で借りて読んでるのですが。。

2冊

●レンブランドの帽子
小島信夫、浜本武雄、井上謙治、訳
集英社

 

 

短編集、私にとっての順位をつけるなら
一位 引き出しの中の人間
二位 わが子に殺される
三位 レンブラントの帽子
四位 パーティーでレディのくれた手紙
が上位作ですね。

「引き出しの中の人間」は良かったな。ラストの迫力。

 

 



●店員
加島祥造 訳
交遊社


マラマッドは短編しか読んだことないので長編は如何に?と思って読んだが
いや長編もー良かった!
ある意味、短編より読みやすかったです。
自分が不器用な生き方しか出来ないせいでいつまでも妻や娘に苦労をかけているという罪悪感をもってる食品店主のモリス。読んでてキリキリと胸が痛みました。
モリスは私とほぼ同世代。
一行一行が胸に突き刺さる。
私はいつしか自分がニューヨークで働くユダヤ人の食品店主になっていました。
 ネタバレになりますが
私の生き写しと思っていたモリスは突然死ぬ。
お葬式で教導師(ラビ)が語るいかにも説教くさい話しを読んでいたら(悔しいが )泣けた。  
そのあとすぐ娘ヘレンと妻アイダの心の独白が続くのですが、これまた私にはとてつもなく響きました。
この四ページで感動するために、私はこの本を読んできたのかもしれません。

最後はただただ、娘ヘレンの幸せを願うばかりです。(結婚しないでほしい)

いやー読んで良かった。
いい  本 いい映画 いい作品に出会うのって 幸せだなぁ。

 

 

 

あと本ではないが、菊池寛の作品を青空文庫で読む。

・勝負事

・父帰る

・無名作家の日記

どれもよかった。

もっと若い頃読んでいたら、とも思うが

過去は変えられないから、そんなこと考えても仕方がない。

しかしネットで読むと味気ないですね。

本で読みたい。

 


最近、
イソップ寓話集 (岩波文庫)
中務 哲郎 訳

を買って、
寝しなに 少しずつ読んでいる。


今の私には
物語がいいんです。

いろんな物語を

映画でも小説でもいいので、読みたい観たいです。

 

映画よ今夜もありがとう