日本映画ではないですが
クローデット・コルベール出演のコメディ映画を何作かAmazonプライムで鑑賞しました。
クローデット・コルベールといえば「或る夜のできごと」(1934年)しか知らなかったんですが、何だか急に他の作品も観たくなりました。
■青髭八人目の妻(1938年)
監督:エルンスト・ルビッチ
脚本:チャールズ・ブラケット、ビリー・ワイルダー
原作:アルフレッド・サヴォワール
製作:エルンスト・ルビッチ
出演者 ゲイリー・クーパー、クローデット・コルベール、デヴィッド・ニーヴン

いや~面白かった。
今回観たコルベール作品の中で一番です。
何度も吹きだしてしまった。
お笑いっていいなぁ。
生活の中の光です。
令和4年のお笑いより、昭和13年のお笑いのほうが私には効くらしい。。ムム好きだなぁこういうセンス。
特に、ゲイリー・クーパが精神を病んで入院した病院で(本当はネガティブな気分なのに)ポジティブな発言を念仏のように唱えるシーンは、
笑える というより、わが身を見てるようで苦笑い。けなげなクーパに共感。
完治したはずの患者が株暴落の記事を読んで、鶏になるのもお見事。
コルベールの安定したわかりやすい演技、素晴らしい。グイグイ映画の世界へと引き込んでくれました。
音楽もよかった。
ルビッチ監督の「ニノチカ」もいつか鑑賞したい。
★★★★★
■結婚五年目(1942年)
監督:プレストン・スタージェス
脚本:プレストン・スタージェス
製作;バディ・G・デシルヴァ、ポール・ジョーンズ
出演者 クローデット・コルベール、ジョエル・マクリー、メアリー・アスター、ルディ・ヴァリー
音楽:ヴィクター・ヤング

冒頭のワクワクする演出が、ラストの伏線に見事に繋がり「あっ、そういうことだったの!」と素晴らしいA-HA体験ができました。
「青髭~」には負けるがコメディとして良品。
うずら隊にはうんざりしたが、相手が有名な大金持ちと知って、貧乏なコルベールが(やばっ)という感じで「そうとは知らず顔を足でふんずけちゃったよ」と頭を抱えるシーンが可愛くて又痛快で笑えた。
笑いとロマンチックなシーンが立ち代わり入れ替わり、ラストは吹いちゃったけどこの映画らしい破天荒なオチに大満足。
音楽もよかった。
スタージェス監督の「サリヴァンの旅」もいつか鑑賞したい。
★★★★☆
■ミッドナイト(1939)
監督:ミッチェル・ライゼン
製作:アーサー・ホーンブロウ・Jr
脚本:ビリー・ワイルダー、チャールズ・ブラケット
出演 クローデット・コルベール、ドン・アメチー、ジョン・バリモア、フランシス・レデラー、メアリー・アスター

コメディとしてはもうちょっと笑わせて欲しかったけど仕方ないかな
それよりこれだけグチヤグチヤになった話しをどう収拾するのかと思ったけど見事なハッピーエンドはお見事でした。
一文無しのコルベールがセレブだけしか入れないはずのクラッシックコンサートに、金持ちになりすまして入ったりが痛快でハラハラさせらたけど楽しかった。
★★☆☆☆
■模倣の人生(1934年)
監督:ジョン・M・スタール
脚本:ウィリアム・ハールバット
出演:クローデット・コルベール、ルイーズ・ビーヴァース、ウォーレン・ウィリアム

これはコメディではありません。
人種差別を扱った問題作ですが、同時に一人の女性の成功談&ロマンス映画でもあります。
(このへんが私には訴えたいことがぼやけてるようにも感じました。所詮は白人目線の映画なのかなと。でもそれは私がこの時代について不勉強だからかもしれません)
儲かるビジネス権利を望まず最後まで我が子だけを想って亡くなるお母さん「あの子はなんにも悪くないんです」
そして葬儀の日に現れる娘「お母さんは私を育てるためだけにボロボロになって働きずめだった」
涙なしでは見れないシーンでした。
★★★★☆
