雨に打たれながら頑張って登った烏帽子岩山
おかげで靴もザックも泥まみれとなり
翌日の月曜日は
大洗濯からスタートしました
山用品を手洗いするのは
オーナーの役目です
あたしがやると、ガサツゆえに返ってグッズを
ダメにしてしまう恐れがあるので
こういう作業はオーナーに任せるのが無難なんです
ザックも靴も手洗いしてもらったおかげで
また気持ちよく山歩きができそうです
と言うか、この日もソロで窓が山に行こうと思ってたけど
前日に岩登りで膝をぶつけたようで
妙に痛むので登山は行かずに主婦業に専念しました
オーナーは今週もソロでバイクにまたがり
現実逃避のツーリングへ
倉庫でバイクを出してると、じーさんが現れて
しっかりあたしがプレゼントしたシャツを着てくれてました
【あらッ よう似合っとるじゃん
】
と声をかけると
【ほうじゃろ~ こればっか着ようるんじゃ
】
と嬉しそうに言いいながらバイクで出て行く息子に
【気いつけて行け~の】
と見送り、その後はあたしを捕まえて
【この花はボタンなんじゃ 知っとるか
】
【へぇ~ 知らんかった
】
【こっちはキリシマが咲いとろうが】
【あぁ・・・そうじゃね
】
【あの奥にハナミズキがそろそろ咲くじゃろうの~】
【あぁ・・・・ほんまじゃね
】
終わりなき
花の説明
会ーーーっ
いつまで続くんや・・・・
と不安に思っていたところに
たまたま通りかかったご近所さん
【おはようございます~】
と、あいさつをしてくれてその後はじーさんと談笑を始めたので
シレーーッとその場を離れる事ができました
マジ近所の人が
神様のように
思えた瞬間
でした
その後は布団干して掃除機かけて
弁当用のおかずを作り置きして
ゴロー用の野菜を茹でて、やる事は山積み
バタバタと業務をこなし、あっという間にツーリングを終えたオーナーが帰宅
午後からはちょっと行ってみたい場所があったので
連れてってもらいました
それはこの時期に咲く【カタクリの花】
今まで何度もカタクリの花を見てみたくて
計画を練ってはきたものの
何度も言うように
① 開花状況
② 天気
③ 休み
この3つの条件が合わず、見に行ける機会に恵まれずにいたんです
【山に登らなくても見れるらしいけ行ってみようや】
と催促すると
【登らんでいいんならえぇで】
と、オーナーも承諾
カタクリは【春の妖精】とも呼ばれ
霜や雪から身を守るために下向きに花を咲かせているんです
えっと・・・・
どこに
つうかとっくに
枯れて
ないか・・・・
パープルカラーの美しいカタクリの花は
今年もあたしの目に触れる事なく
終了してたぁーーーーっ
ガッカリするあたしに
【あっここに若干残っとるで
】
と、指さすオーナー足元にはカタクリの残骸あり
花びらがわずかに残ったカタクリ
しかしあたしが見たかったカタクリ本来の姿とは全く異なり
結局今年も
お預けと
なりました
悔しいィーーっ
【まっ 来年はもう一週早く来ればえかろ~
】
と、簡単げに言うけど
なかなかタイミングが合わないから何年たっても
見れずじまいなんです
このまま帰るには、もったいない程の晴天
【せっかくここまで来たんじゃけ、帰りに山菜取りに行ってみようや】
とオーナーに提案を持ち掛けると
【こごみを探してみたいよの~】
と、山菜取りに興味深々のようだったので
次は山菜探しの旅に出発です
次回へ続く・・・