日曜日の天気はほぼ雨・・・・
何であたしが山に行こうとした時に限って
すこぶる天気が悪いんじゃぁーーーーっ
諦めて
たまるもんかっ
と言う訳で、午前中は雨は降らない事を信じて
いつものメンツで近場の山歩きを楽しんで来ました
突然、雨が降り出しても問題ないようにと
スタート前からみんなカッパを着用してスタート
がぁーーーーっ
永遠に続く林道歩き
いつになったら山に入山できるのーーーーっ
気づけばこんな
林道歩きが
１時間も続きました
しんどくはないよ・・・・
だって舗装路をひたすら歩くのみ
しかし、登山しに来たのに山歩きができないのは
納得がいかないっ
【まだ道路を歩くん
】
と、先週の窓が山登山で足腰鍛えた２号さんは
早く山に突入したい模様・・・・
【後もう少し歩いたら登山口じゃね
】
と、常にルート確認をしてくれる山友さんは
いつも頼りになります
そんな時ふと見つけたタラの芽
【こんなとこに生えとんか～
】
と今まですっとタラの芽を探しながら歩いてたオーナーは
食べれそうな芽を採取しては
【イッターーーーっ
】 と悲鳴・・・・
タラの木は
トゲがあるので
慎重に採取しないと
指が血もぐれに
なるのが難点
そんな山菜取りを楽しんでいたら林道歩きも楽しく
ようやく今回の【寒山】登山口に到着しました
いよいよここからが本番です
この山はイワカガミの群生で有名な山なんです
今度こそイワカガミの開花宣言をしたくて
あたしがリクエストした山なんだけど
クレームの嵐
でしたぁーーーっ
見上げる程の
激登りの
連続ーーーっ
木の枝を掴みながらじゃないと、ずり落ちてしまう程に
傾斜のキツイ山だったんです
【騙されたわぁーーーーっ】
と、愚痴をこぼす２号さん
無理もない・・・・
だって今回の山情報を一切知らせてなかったし
急登地獄だと言う事も伝えてなかった
しかし、そんな辛い思いをしながら登って行くと
イワカガミの群生を発見
キレイな花なのに、うつむき加減で遠慮気味に咲くイワカガミ
開花宣言っ
蕾ではなくちゃんと花びらの咲いたイワカガミを見つけました
しかもあっちもこっちも咲いてたんです
【めっちゃ咲いとる～】
もう嬉しくて急登なんてなんのその
可愛い花は、
目の保養と心の
安らぎを
与えてくれます
だから春の登山はワクワクが止まらない～
ピンクや白のイワカガミが咲き乱れてました
それだけではなく、ギンリョウソウも見つけたーーーーっ
真っ白いキノコのように見えるけど
これは立派な花の一種なんです
湿気の多い場所を好み、下を向いて生える植物で
ユウレイダケとも呼ばれる不気味な植物
ギンリョウソウにも出会えるなんて思ってなかったので
嬉しくて、まだどっかに生えてないか下ばかり見てたら
山頂に着いちゃった～
寒山の眺望は何も見えないけど、目的はイワカガミ
なので景色が見えなくても問題はないし
だいたい天気が悪くてどこを見渡しても真っ白の世界でした
そんな山頂で食べる山メシは今回はチキンカレー
何とーーーっ
前日の夜に
オーナーが
スパイスから
作った
完全なる本場の
チキンカレーなんです
そのチキンカレーを湯せんで温めて
パンでなくできればナンに付けて食べたかったけど
ナンってどこに
売ってんの・・・・
スーパーで見かけなかったので仕方なくパンにしたけど
パンでも十分美味しかったです
こんな天気の悪い日曜日に、あえてこの山を選んで来る人は
いないーーーーっ
各自、椅子に座ってチキンカレー食べて
食後のコーヒータイムも楽しんで１時間程くつろいでました
心配してた雨も結局降らなかったのが幸いです
ここまでイワカガミの咲いてる山は初めてだったので
本当に満足したし、癒されました
【来年もこの時期に行こうや～
】
と、みんなに声をかけると
【冗談じゃないっ】
と合唱する
オーナーと２号さんの
息はぴったり
大収穫の寒山を終え、帰宅した途端
どしゃ降りの雨になりました
ツイてるわぁーーーーっ
で、夕方またしてもポンコツ娘がやって来ました
今回は完全なるおソロのTシャツ着てて
互いに爆笑でしたーーーーっ
【いやっ 待って
マジで同じじゃん
】
と引き気味で笑う姪に
【先に買ったのは俺じゃし
】
と、またしても勝ち誇る次男
そんな中のいい、ほぼ兄妹の為に
いそいそと夕飯作りに励みました
そしてご飯を食べながら姪が言いました
【えっ まさか今日も山行っとったん】
【当たり前じゃん 山に行かん休日はないよ】
【だって雨降ってなかった】
【これが降らんかったんよ～】
【いや 降ってたらどうするつもりだったん】
【カッパあるけん降っても問題ないよ】
【カッパ着てまで山行く意味あるーーーーっ】
【それが登山よ】
【・・・・・・・あっ
そう・・・・】
きっと姪には理解
できんだろう
ねぇーーーーっ