疑惑の75点

津和野まで弾丸ドライブに行った日の夜

家族で久々に外食をして来ました

だからオーナーは津和野で肉うどんしか食べなかったんです

夜ガッツリ食べる為に・・・・ 昼は小食で我慢

どんだけ食うつもりなんや・・・・・

家族揃ってと言いたいとこだけど、今回は次男が不在

なかなか揃わんなぁーーーーーーっ

『子供が揃わんのに、よう食べに行こうとか言うよね』

と、オーナーは遠慮気味に言うが

『いいじゃん　別に～　持ち帰りすればいいだけの話よ～』

と、バッサリ答えるあたし

そうです　持ち帰りが可能なお好み焼きを食べに来たからね～

周期的に無性に食べたくなるお好み焼き

家で焼く事もあるけど、やっぱ鉄板で焼いたお好み焼きは最高に美味い

しかも、ここのお店はジャフの会員証を提示すると

ワンドリンクが全員無料で頼めるので、ありがたい

『あっ　じゃオレとりあえずビールで』

昭和のサラリーマンを思わせるようなセリフでビールを注文するオーナー

『じゃ～　オレはチューハイにしよっかな～』

20歳になった途端、偉そうにお酒を注文するようになった長男

おいーーーーーーっ　帰りの運転はーーーーーーっ

あたしの許可も得ずに酒頼みやがってーーーーーーっ

なので、あたしはコカ・コーラを注文してワンドリンクサービスは終了

こんな事ならもうジャフカード提示するのやめるわ

お好み焼き以外にも、１品料理をあれこれ食べて満足です

そしてあたしの運転で帰宅し、次男もタイミング良く帰宅

『お好み焼き買って帰ったよ～　先に食べるじゃろ～』

箸やらお茶やら用意していたところに、ニヤニヤしながら近寄る次男

『見て～　期末テスト～　オレやったで～』

先週終えた期末テストの結果が、順に返ってきてるらしく

その中で自慢げに広げられた数学の答案用紙

やたら正解の多い答案用紙に、箸を手に持ったまま

思わず見入ってしまいました

『すごいじゃん　えっ　何点取ったん』

これだけの〇があると言う事は点数も期待できる

『自己最高の７５点よ～　オレもやれば出来るんよ～』

数学で７５点・・・・・マジっすかぁーーーーーーっ

いや・・・・　マジなやつじゃーーーーーーっ

勉強が大嫌いな次男は、いつもテスト結果は目も当てられないんです

その次男が大の苦手科目の数学で７５点はもはや奇跡・・・・

そうなると、疑惑の目が入るよね・・・・・

『お前・・・・どうやってカンニングしたんや～

　つうか、どうせカンニングするんなら100点取ってみ～や』

心ない父親からのディすりが止まらないーーーーーーっ

『そもそもお前が勉強しよる姿なんか一度も見た事ないしの～』

評価されない事に納得のいかない次男も、負けてはいない

『はぁーーーーーーっ　オレがカンニングなんかする訳ないじゃん

オレだってやれば出来るんじゃけーーーーーーっ』

ドヤ顔で見せた自己最高得点に、褒められるどころか

父からカンニングと言う疑惑の目を向けられ

腑に落ちない表情で持ち帰り用のお好み焼きを、食べる次男・・・・

　　哀れだ・・・・

君はよく頑張った　母は君の努力を認めてる よ

ただ、数学以外に返って来た答案用紙を目にする事はありませんでした

きっと目も当てられない、ひどい点数だったに違いない・・・・