私がずっと昔から悩んできたことのお話です
私は、人の顔もお名前も覚えるのが超~ニガテ
もしかしてこれに関しては、私もそうそう
と思う方は多いかもしれませんね。
でも私の場合はさらにちょっと深刻で…
初めましての1回で、相手の顔を覚えることができたこと
…はまずほとんどありませんっ
それどころか、ご挨拶してさらに30分以上はお話したのに、
翌日には名刺を見てお顔が思いだせない…なんてことも
これはさすがに自分でも悲しい…
特に、仕事では営業畑一筋できているので、
やはりそれで失敗した経験も、多数あります
気づかないところでもきっと
信用や評価を落としていたりするでしょう
一旦覚えてしまえばなんの問題も無いのですが、
2回目・3回目に会う鬼門を上手にクリアできなければ。。
相手から見ると、自分が軽視されているように感じたり
仕事のできない人と認識してしまったり
信用できない奴とジャッジしたりもするでしょう。
でも。。
なかなか覚えられないということ自体は
自分ではどうしようもできないし。。
自分は地頭が悪い、頭の回転が悪いからそうなるんだ
だからもし気を悪くさせてしまったらすみません
と、いつしかそう思うようになっていました
頂いた名刺に特徴を書いたり、
頭の中で一生懸命反復したり、
カレンダーに書き込んだりして、
できる限りその場で慌てず対処できるよう
努力はしてきました。
でも、初めての人とのコミュニケーションや
人脈作りの場面では、やはり自分を信用できず。。
どうしても消極的になりがち
これだけ聞くと、営業に向いていないのでは
と思われそうですが
性格はいたって営業向き
私を知る人にもよく言われます。
顔や名前を覚えるのがニガテでも、
話しを聴くこと、話すことなど
人とのコミュニケーションは大好きなんです。
この様に自分の記憶力の低さを嘆き
自分を信用できずにいた私ですが、
ある学びを通じてその意識が大きく変わったのです
それは、無意識の “ 優位感覚 ” というもの。
例えば、あなたが知らない土地で道に迷って、
誰かに道順を尋ねたとします。
あなたは、どれが一番道順を理解できそうでしょうか?
① 口頭で説明してもらうのがいい
② 簡単に分かりやすく地図を書いてもらいたい
③ 口頭説明も地図も苦手なので、できれば一緒に案内して欲しい
私たちが情報を受け取る時、誰しも以下3種類の感覚を
すべて使って受け取っています。
視覚 ・聴覚 ・体感覚(味覚・臭覚・触覚)
しかし人により、使う 感覚の優位順位 が
無意識レベルで 異なる のです。
つまり先ほどのパターンは、
①は聴覚優位 ②は視覚優位 ③は体感覚優位 なのです。
では私の場合
私は、ザ・体感覚優先タイプでした
自分自身の身体感覚を通じて、情報を捉えようとするので、
頭に入って理解されるのに…少々時間が掛かるようです
でもそれが一番理解できる方法なので、
書いてみる、イメージしてみる
ことが大事なタイプです。
そして初めましての場合
顔とお名前。
両方とも 視覚的情報 です。
私はその 視覚的情報 ではなく、
印象やイメージの情報 で捉える方が覚えやすい!
ということに気がつきました
“ 優しそうな人 ” とか
“ 感じ悪い人 ” とか
イメージできた相手は覚えが早かったかも
この方法で相手を捉えていけば、
この悩みの軽減・改善・脱却も可能!
現在も意識して取り組んでいます
そしてある情報によると...
体感覚優先タイプは、全体の20%ほどとか。
自分の感覚や視点で人を判断したり、評価したりせず、理解しようと
することが大切ですよね