他人に嫌われたくない。
他人から評価されたい。
他人から大事に扱われたい。
このような相手への期待があるから、他人の目が気になるのです。
しかし、この期待はとても身勝手で厚かましい期待なのです。
なぜなら、人間は誰でも自分のために生きているからです。
自分の利益を考え、自分の不利益を忌み嫌うのが人間、というより、生物の自然なありのままの姿なのです。
利益というのは、物理的、金銭的なものの他に、精神的な利益も含まれます。
他人があなたを評価するのは、その人にとってあなたの存在が利益になった場合です。
他人があなたを嫌うのは、あなたがその当人の不利益になるからです。
そして利害が無ければ、なんの興味も関心もありません。
だから他人からの評価や好意を気にする意味はありません。
初めからあなたのことなど誰も興味はないのです。
人間が興味があるのは自分自身なのです。
そもそも他人に期待することは単なる甘えでしかないのです。
そしていくら評価や好意を期待しても、それが手にはいることはありません。
そのような身勝手な期待をする人間は他人にとって利益にならないからです。
他人から評価や好意を受けるメリットは、それが社会生活での自らの生存にとって有利になるからです。
つまり自分のためです。
ならば、することは他人の役に立つことです。自分のためにそれをするのです。
相手のためではありません。
その結果、相手に利益があるなら評価を受けますし、好意を持たれます。
それだけのことなのです。
そう理解すると、世の中はとてもシンプルになり、考えることや行動も絞られて迷いがなくなります。
甘ったれた期待を他人に求め、そのために意味のない腐心をし、求めても得られずに苦しむなどといった馬鹿げた生き方をする必要がなくなります。
そして、本当に価値のある、あなたの幸福に繋がる生き方を選ぶことができるようになります。