すべてを捨てることで最強のメンタルになれる。
すべてのモノ、すべての人間関係、すべての期待、すべての未来、すべての過去、己の命も捨てろ。
いらないと思え。
そもそも、命を自分でコントロールすることはできない。全てのモノや他人や自分への期待も、己でどうにかできるものではないのだ。

どうにかしようとするな。
すべてを天に任せよ。
己はただ、やるべきことをせよ。

恐れも、不安も、今あるものを失いたくないという気持ちから生まれる。
もうひとつは、己に対する期待を持つから、恐れや不安が起きるのだ。
そして、恐れや不安に取り憑かれた過去の経験と生き方を見返すことで、また恐れや不安が生まれる。
その原因をすべて捨てれば、恐れや不安も消える。

恐れや不安を持っている限り、するべきことに向かうことができない。
誤魔化し逃げる生き方になってしまう。
今までそうやって生きてきたことが間違いだったと認めることだ。
そのような誤魔化しの生き方をやめるには、恐れや不安を取り除くしかない。
恐れや不安を取り除く方法は、すべて捨てることだ。
今、己の体ひとつでこの世界に存在していることを感謝せよ。そのことだけを喜べ。
そして、何も望むな。

そうすれば眼の前にあるするべきことに集中することができる。
それさえしていれば、後はどんな結果になろうとも、それでいいのだ。
天が決めることなのだ。
ちっぽけな己でどうにかしようなどと考えないことだ。そんなことは無駄であるし、恐れや不安を生み出すだけだ。結果もうまくいかないのだ。

「ただ眼の前のするべきことに人事を尽くして、後は天の采配に任せる」

それが私たち人間にできることであり、それ以上のことを欲しがる、望むから恐れと不安という苦しみが生まれるのである。