とうとうEUはギリシャの財政支援の
打ち切りを決めたそうだね。
予想されていたことではあるが
うーんついに来たかという感じ。
これで国家の債務不履行は確定、
いわゆるデフォルトということになる。
国家がデフォルトすると
どうなるのか?
ギリシャの場合、
もうEUには留まれないから
旧通貨のドラクマに逆戻りし、
そのドラクマの実質価値は
ユーロ通貨の半分もないので、
国民にとっては物価が2倍以上になる。
銀行はほぼ潰滅、公務員の給与は
支払い不能、会社の多くは倒産、
食料も輸入できないので飢饉になる。
借金を踏み倒す国にお金を貸す国は無く、
国民生活は極めて悲惨なことになる。
過去の危機の時は、
ギリシャにお金を貸している
欧州の銀行が焦げ付きを恐れ、
EUの緊急支援を引き出したが、
その時から時間も経っていて
銀行の損金処理も進み、
「もうこれ以上の支援は無理」
と判断して今回の支援打ち切り
に至ったのだろう。
世界経済への影響は甚大だが、
ある面致し方ない。
自助努力の無い者を助け続けることは、
長い目で見れば、
世界経済にとってもデメリットしかない。
一国の経済で、採算性の悪い企業が
淘汰されることによって
国家全体の競争力が強化
されるのと同じ理屈だ。
それにしても実際には
この状況下に置かれたギリシャは
どうなるのだろう。
ウワサではギリシャは
水面下でロシア、中国の支援を
求めているという。
地政学的には
ロシアの支配下に入るのだろうが、
これは独立国家としての
実質を放棄することを意味する。
かつて西欧世界の旗手だったギリシャの
覚醒した奮起を待つしかない。