葉月の風景(霊峰「石鎚山」partⅣ) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

       

 

       

 

 

 

     (前日に続く)
 

     「ここは標高一四九二(いよのくに)米」の標識が建つ土小

 

     屋から尾根伝いに歩き始めて1時間余り。
 

     登山道は日当たりが良く、「タカネオトギリ」や「シシウド

 

     」などの花が目を楽しませてくれた。
 

     ようやく、拠点の一つ東陵基部の休憩所に辿り着く。
 

     ▼そこにも、登る人や下山する人が屯する。
 

     山側の林の中に南尖峰へ辿る東陵ルートが伸びるが、そのル

 

     ートを選ぶ人は少ない。
 

     もう一つのルートは、尾根道ら傾斜が強く危険な岩場の北壁

 

     化を横切るトラバース道。
 

     ▼一休みして慣れ親しんだトラバース道を歩き始めた。
 

     そこには大小4本のルンゼが横たわり、土砂崩れには応急措

 

     置が施されている。
 

     歩行には危険が伴うが、一帯に「北壁下のお花畑」と云われ

 

     る自然界の花園が広がり、目には優しい。
 

     ▼薄暗いブナの林床には、「オオマルバノテンニンソウ」「

 

     ミソがワソウ」、日の当たる斜面には、「ミヤマトウヒレン

 

     」「シコクフウロ」「ホソバシュロソウ」などが群れ咲いて

 

     いる。
 

     足が止まり、前に進まない。
 

     (続明日)
 

     今日の歩行数 4,501 歩。キロ数にして約 3.0 。