水無月の風景(「北条鹿島」partⅢ) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

       

 

       

 

 

 

     (前日に続く)
 

     朋有り遠方より来る、亦た楽しからずや。
 

     「海が見たい」と、海なし県の奈良県からやって来た年来の

 

     友。
 

     鹿島山頂に建つ展望台から360度のパノラマの世界を楽し

 

     み、木製の迂回路から海辺に向かう。
 

     ▼途中に金網で覆われた「シカ園」があり、鹿島のシンボル

 

     だという愛媛県指定の天然記念物のシカが見える。
 

     やがて、真夏日には「海水浴場」として賑わう白い砂浜と青

 

     い海が現れた。
 

     そこから先は通行止めの表示がある。
 

     ▼自己責任で先に進む。
 

     目の前に「伊予の二見(夫婦岩)」である玉理(ぎょくり)

 

     島が仲良く並ぶ。
 

     周歩道には「夕焼に輝く波や伊予二見」<壺中>「腰折とい

 

     う名もをかし春の山」<花叟>などの句碑が建つ。
 

     ▼さらに進めば、「水晶ヶ浜」という景勝地に自然界が創り

 

     出した「石門」が姿を見せる。
 

     通り過ぎれば、郷土料理の鯛めしで知られる「太田屋鹿島店

 

     」がある。
 

     老舗ならではの鯛めしもお目当ての一つだった。
 

     今日の歩行数 5,068 歩。キロ数にして約 3.3 。