(前日に続く)
「牡丹散て うちかさなりぬ 二三片(にさんぺん)」
<蕪村>
「牡丹に 息を濃くして 近寄れる」
<草間 時彦>
間に合った。
▼そこは隣の街愛媛県東温市の井内という地。
山麓に棚田が広がり、豊かな自然の中で育てられた美味しい
棚田米を原料に作る「どぶろく」工房がある。
茅葺の古民家を改装して作られた「ぼたん茶屋」。
主の名は永井公一氏。
▼ホームページの一隅に、以下の記述がある。
「自然豊かな里をキャンバスに見立て、四季折々の花を描
きたいと牡丹の苗木を植樹してから30余年。・・・、
棚田約20アールに約60種3000本の牡丹が堂々と
咲き誇る。・・・」
▼その通り。
名は知らないが花色は白・黄・淡紅・紅・紫などが花見ご
ろ。
豊麗な花は寿命が短く、そよ吹く風に散り敷く様も風情があ
る。
今日の歩行数 4,645 歩。キロ数にして約 3.0 。