弥生の風景(「峠の春」) | かわせみ~四渓連~

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四国の名山と渓谷と近郊の花鳥風月との語らい。
日記と日課の歩行管理も兼ねています。

 

 

 

       

 

       

 

 

 

     春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、・・・。
 

     東に面する二階の窓を開ければ、標高273mの「淡路ヶ峠

 

     (あわじヶとう)」が差し招く。
 

     この間まで枯れ木だった木々が姿を変え始める。
 

     つい先日、桜の開花宣言があった。
 

     ▼とたんに四囲の山桜も競うように開花する。
 

     晴れ間を見計らい、久しぶりに市民の憩いの広場として人気

 

     が高いその峠を目指す。
 

     峠への道筋は幾つかあるが、第50番札所繁多寺の裏道を選

 

     ぶ。
 

     ▼アップダウンを繰り返し杣道を歩けば、やがて急峻な尾根

 

     道に差し掛かる。
 

     左右にはロープが張られ、万一への備えも整う。
 

     途中に、「采振り木(ざいふりぼく)」の標識を掲げた背高

 

     のっぽの木。
 

     ▼見上げれば、白く細長い花弁をつけた花が見えた。
 

     しばらく歩けば、「猿取り茨」の初々しい姿。
 

     紫色の「三つ葉躑躅」も春を告げる。
 

     やがて「東屋」が見え、すぐそばの展望台からの眺めも絶景

 

     だった。
 

     今日の歩行数 4,780 歩。キロ数にして約 3.2 。