(前日に続く)
そこは松山平野の南端、四国山地の北端に位置する「犬寄峠
(いぬよせとうげ)」。
所在地は伊予市双海町上灘で、伊予灘の海辺も近い。
自然は一杯だが、過疎高齢化現象はこの地も同じ。
つい10年ほど前のこと。
▼その地に住む松浦さんという方が、地域活性化の一端とし
て蜜柑畑だった耕作放棄地に市花の菜の花を植えた。
その花が一面に咲き誇り、およそ2haの丘を黄色に染める。
以来、「黄色い丘」が誕生し、各地から多くの人を呼ぶ。
今年もまたTVなどでその模様が紹介された。
▼天候を見定め、さっそくカメラ片手に駆けつけた。
予想にたがわず。
一帯は幸せの色「黄」に染まる。
「犬寄峠の黄色い丘」と記された黄色の表示板に沿ってなだ
らかな坂道を上ればやがてその丘に辿り着く。
▼あちこちに各地からやって来た人が巡り歩く。
中には遠く福岡県からやって来たグループもいた。
お目当ては、菜の花だけでなく「秘密の恋」「友情」「思い
やり」などの花言葉を持つ「ミモザ」もその一つ。
そういえば、天高いミモザも圧巻だった。
(続明日)
今日の歩行数 3,696 歩。キロ数にして約 2.6 。