日本最古といわれる道後温泉。
観光立国を目指す愛媛県の県都松山市のシンボル的存在だが、
コロナ禍により人影が少なかった。
そのコロナ禍がようやく収束の気配が見え、とたんに活気が
戻る。
▼久しぶりに商店街の道後ハイカラ通りを歩けば、浴衣姿で歩
く人も多い。
いつものように、人混みに紛れて道後温泉本館のすぐそばに
ある店舗を訪れた。
木彫り人形「花心」。
▼そこには、日本の四季(お正月かざり・雛人形・皐月人形・
お月見うさぎなど)をテーマにした作品がズラリと並ぶ。
いずれも、物の形を簡潔に表現していく木彫り技法の「一刀
彫(いっとうぼり)」。
材は、木目も柔らかで美しく薫り高いヒバ材。
▼師は、日本民芸公募展などで幾たびか「優秀賞」を受賞した
「南雲師」。
二度にわたり、干支の作品が全国年賀状切手図案(画像借用
)に採用されたことでも知られる。
木取り・彫り・彩色ともに素晴らしい。
今日の歩行数 4,400 歩。キロ数にして約 3.0。