観光立国を目指す愛媛県の県都松山市。
その一角を担う「道後温泉」の果たすべき役割は大きい。
だが、このところ3年間ばかり招かざる客コロナ禍のせいで
閉塞を余儀なくされる。
ここにきて、ようやくコロナ禍の収束が見えた。
▼先日のこと。
所用があって、道後温泉街の入口に立つ。
そこには明治洋風建築そのままの外観で復元された「道後温
泉駅」が建ち、そばに「坊ちゃん列車」が待機する。
身を転じれば、「坊ちゃんからくり時計」なども見える。
▼人は、世の移ろいに敏感だ。
辺りには、日本語だけでなく異国の言葉も声高く、人・人が
群れる。
おりから、芸術作品で彩る「道後アート2023」の開幕中。
目を皿にした。
▼色鮮やかな紙で飾るシンボルアート「100 COLORS
NO.42」が展示中。
長さ2mばかりの細長い紙の束が商店街の天井から吊り下げ
られ、気流で緩やかに動く。
フランスのアーティスト、デザイナーが制作したものだという。
今日の歩行数 4,890 歩。キロ数にして約 3.3。